「年賀状じまいは、いつ伝えるのがいい?」
「年内に伝えないと遅い?」「年賀状が届いてからでも大丈夫?」と迷う方もいるでしょう。
結論からいうと、年賀状じまいには「この日までに伝えなければならない」という厳密な期限はありません。
主なタイミングは、次の4つです。
- その年最後の年賀状で伝える
- 年末の挨拶で事前に伝える
- 年明けの挨拶で伝える
- 松の内が明けてから寒中見舞いで伝える
すでに年賀状を受け取ってから「今後はやめよう」と決めた場合でも、寒中見舞いなどで丁寧に伝えられます。
この記事では、「いつ出す?」「いつまで?」をまとめて、年賀状じまいを伝える自然なタイミングと時期別の文例を紹介します。
年賀状じまい全体の書き方や年代別・相手別の文例を確認したい方は、年賀状じまい完全ガイド|書き方・時期・文例・年代別の伝え方をご覧ください。
年賀状じまいはいつ出す?まず結論
年賀状じまいを伝える時期に、絶対的な正解が一つあるわけではありません。
迷ったときは、現在の状況に合わせて選ぶと分かりやすくなります。
| 現在の状況 | 伝えやすいタイミング |
|---|---|
| 今年も年賀状を出す | その年最後の年賀状に一言添える |
| 年賀状を出す前に決めた | 年末の挨拶や手紙・メールなどで伝える |
| 年明けに決めた | 年始の挨拶、または寒中見舞いで伝える |
| 相手から年賀状が届いた | お礼を兼ねて寒中見舞いなどで伝える |
| 松の内を過ぎた | 寒中見舞いで伝える |
大切なのは、日付だけではなく、相手との関係や、自分がいつ年賀状じまいを決めたかに合わせることです。
その年最後の年賀状で伝える
今年は年賀状を出し、来年からやめたい場合は、その年最後の年賀状に年賀状じまいの一文を添える方法があります。
相手にとっても、「今回の年賀状が最後なのだな」と分かりやすい伝え方です。
年賀状に添える基本文例
長年にわたり温かい年賀状をいただき、ありがとうございました。
勝手ながら、年賀状でのご挨拶は本年を一区切りとさせていただくことにいたしました。
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
友人へやわらかく伝える文例
毎年年賀状をありがとう。
年賀状での挨拶は今年を一区切りにしようと思っています。
これからも変わらずよろしくね。
文章の組み立てから確認したい方は、年賀状じまいの書き方|基本フォーマットとそのまま使える例文も参考にしてください。
年末に年賀状じまいを伝える
その年の年賀状を出さないと決めている場合は、年末の挨拶と一緒に伝える方法もあります。
友人ならLINEやメール、親戚や目上の方なら手紙など、普段の関係に合わせて伝え方を選べます。
今年も大変お世話になり、ありがとうございました。
勝手ながら、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにいたしました。
これまでの温かいお心遣いに感謝申し上げます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末に伝える場合も、「年賀状をやめる」ことだけを強調するより、感謝や今後のお付き合いについて一言添えると自然です。
年明けに年賀状じまいを伝えてもいい?
年賀状じまいは、必ず年内に伝えなければならないものではありません。
年明けに年賀状じまいを決めた場合や、相手から年賀状が届いてから今後について考えた場合は、その時点で丁寧に伝える方法があります。
まだ松の内の時期であれば、新年の挨拶に添えて伝える方法も考えられます。
新年のご挨拶を申し上げます。
これまで長年にわたり温かい年賀状をいただき、ありがとうございました。
勝手ながら、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにいたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。
ただし、松の内の期間は地域によって異なります。年始から日数がたっている場合は、寒中見舞いで伝える方が分かりやすいでしょう。
寒中見舞いで年賀状じまいを伝える
年賀状で伝えるタイミングを逃した場合や、年賀状を受け取ってから年賀状じまいを伝えたい場合には、寒中見舞いを利用できます。
寒中見舞いは、一般に松の内が明けてから立春ごろまでに送る季節の挨拶です。
松の内を1月7日までとする地域では1月8日ごろからが目安になりますが、地域によって松の内を1月15日までとする場合などもあります。
2027年の立春は2月4日です。
寒中見舞いで伝える文例
寒中お見舞い申し上げます。
寒さ厳しき折、皆様にはお健やかにお過ごしのことと存じます。
勝手ながら、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにいたしました。
これまでの温かいお心遣いに心より感謝申し上げます。
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
寒中見舞いでの書き方や相手別の文例をもっと見たい方は、年賀状じまいを寒中見舞いで伝える|書き方と例文20選をご覧ください。
年賀状じまいはいつまでに伝えればいい?
年賀状じまいそのものに「○月○日まで」という締切はありません。
そのため、「年内に伝えられなかったから、もう年賀状じまいできない」ということはありません。
ただし、伝える時期によって挨拶の形を変えると自然です。
- 年内なら年末の挨拶
- 年賀状を出すなら、その年最後の年賀状
- 年始なら新年の挨拶
- 松の内が明けた後なら寒中見舞い
寒中見舞いの時期も過ぎてしまった場合は、「年賀状じまい」という季節の挨拶状として無理に送るのではなく、次に連絡する機会に今後の年賀状について伝える方法もあります。
年賀状が届いてから年賀状じまいを伝えても失礼ではない?
相手から年賀状が届いてから、今後の年賀状を控えることを伝える場合もあります。
その場合は、まず年賀状をいただいたことへの感謝を伝え、そのあとに今後の方針を添えると自然です。
寒中お見舞い申し上げます。
このたびはご丁寧な年賀状をいただき、ありがとうございました。
勝手ながら、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにいたしました。
これまでのお心遣いに心より感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
すでに自分が年賀状じまいを伝えた後に相手から年賀状が届いた場合は、年賀状じまい後に年賀状が届いた場合の対応|立場別マナーと文例集で対応を詳しく紹介しています。
相手別|いつ伝えるのが自然?
相手の年代だけで時期を決める必要はありません。
普段の付き合い方や、どの方法なら自然に伝えられるかで判断しましょう。
友人
その年最後の年賀状、年末のLINEやメール、寒中見舞いなど、普段の関係に合った方法を選べます。
友人の場合は、「これからもよろしく」「また連絡しようね」など今後につながる一言を添えると自然です。
親戚
これまで毎年年賀状を送り合ってきた親戚には、その年最後の年賀状や年末の挨拶で伝えると分かりやすいでしょう。
タイミングを逃した場合は、寒中見舞いで伝える方法もあります。
目上の方・恩師
目上の方だから必ず特定の時期に送らなければならないという決まりはありません。
時期以上に、これまでの感謝を丁寧に伝えることを意識しましょう。
疎遠になっている相手
長く連絡を取っていない相手だからといって、必ず年賀状じまいの通知を送らなければならないわけではありません。
今後も交流を続けたい相手かどうかを考え、必要に応じて伝えましょう。
年賀状じまいを伝えるのが遅れたときはどうする?
年賀状じまいを考えているうちに年末年始が過ぎてしまうこともあります。
その場合も、慌てて「遅くなってすみません」と長い説明をする必要はありません。
寒中見舞いの時期であれば寒中見舞いを利用し、それ以降なら次の連絡の機会に自然に伝える方法があります。
重要なのは、「何日までに絶対送らなければならない」と考えることより、相手に分かりやすく丁寧に伝えることです。
年賀状じまいの時期で避けたい考え方
「12月25日までに決めないと間に合わない」と考える
年賀状じまいは郵便物そのものの受付期限ではありません。
年賀状、年末の挨拶、年始の挨拶、寒中見舞いなど、決めた時期に合わせた方法を選べます。
「1月7日を過ぎたら遅すぎる」と考える
松の内が明けた後なら、寒中見舞いで伝える方法があります。
また、松の内には地域差があるため、「全国一律で1月7日まで」と決めつけない方がよいでしょう。
「立春を過ぎたら年賀状じまいできない」と考える
立春は寒中見舞いを送る時期を考える目安であって、年賀状じまいそのものの期限ではありません。
時期を過ぎた場合は、次に連絡する機会などに今後の年賀状について伝えられます。
年賀状じまいの時期についてよくある質問
年賀状じまいは年末ギリギリでもいい?
年末に決めた場合でも伝えられます。
今年も年賀状を出すなら、その年最後の年賀状に添える方法があります。年賀状を出さないのであれば、相手との関係に応じて年末の挨拶や別の連絡手段で伝えることもできます。
年賀状じまいは12月に出す?1月に出す?
どちらか一方に決まっているわけではありません。
年末に事前に知らせる方法も、その年最後の年賀状や年明けの挨拶で知らせる方法もあります。
年賀状をもらった後から伝えてもいい?
伝えられます。
年賀状へのお礼を先に述べ、そのうえで今後は年賀状での挨拶を控えることを伝えると自然です。
相手から年賀状が来なかった場合も伝えるべき?
必ず伝えなければならないわけではありません。
今後も付き合いを続けたい相手や、毎年やり取りすることが暗黙の習慣になっている相手など、関係性に応じて判断できます。
LINEやメールで年賀状じまいを伝えてもいい?
普段からLINEやメールで連絡を取っている相手なら、それらを使って伝える方法もあります。
はがきに限定する必要はなく、相手との普段の連絡方法に合っているかを考えることが大切です。
喪中の場合は年賀状じまいも一緒に伝える?
喪中と年賀状じまいは意味が異なります。
喪中はその年の新年の祝いの挨拶を控えることに関係し、年賀状じまいは今後の年賀状のやり取りを一区切りにすることです。
両方が重なる場合の考え方は、年賀状じまいと喪中の違い|適切な使い分けと文例で詳しく紹介しています。
まとめ|年賀状じまいは「いつまで」より状況に合ったタイミングで
年賀状じまいには、「必ず○月○日まで」という厳密な期限はありません。
主な伝え方は次のとおりです。
- その年最後の年賀状で伝える
- 年末の挨拶で伝える
- 年明けの挨拶で伝える
- 松の内が明けた後に寒中見舞いで伝える
年賀状が届いてから年賀状じまいを決めても、丁寧にお礼を伝えたうえで今後の方針を知らせることができます。
「もう遅いのでは」と日付だけを気にするより、相手との関係と現在の時期に合った方法を選びましょう。
年賀状じまい全体について確認したい方は、年賀状じまい完全ガイド|書き方・時期・文例・年代別の伝え方へ。
文章そのものを作りたい方は、年賀状じまいの書き方|基本フォーマットとそのまま使える例文も参考にしてください。
