3学期の始業式は、新しい年の学校生活が始まる大切な節目です。
冬休みを終えて登校してきた子どもたちに、気持ちを新たにしてほしい、目標を持って毎日を過ごしてほしいと考える先生も多いのではないでしょうか。
一方で、「始業式ではどんな言葉を伝えればよいのか」「短くても子どもたちの心に残る挨拶にしたい」「学年末に向けて前向きな気持ちになれる言葉を選びたい」と悩むこともあるでしょう。
この記事では、3学期始業式で使える挨拶例文を、校長先生から全校児童生徒へ伝える言葉、担任の先生からクラスへ伝える言葉、小学生・中学生向けの挨拶、短い例文など、場面別に紹介します。
3学期始業式の挨拶で伝えたいこと
3学期は期間が比較的短い一方で、学年のまとめや次の学年への準備を進める大切な時期です。
始業式の挨拶では、冬休みから学校生活へ気持ちを切り替え、毎日を大切に過ごせるような言葉を伝えましょう。
1.新年と新学期のスタートを前向きに迎える
新しい年の始まりに触れながら、子どもたちが明るい気持ちで学校生活を始められるようにしましょう。
「今年はこんなことに挑戦したい」「今まで苦手だったことを少し頑張ってみたい」など、新しい一歩を考えるきっかけをつくるのがおすすめです。
2.一人ひとりの目標を大切にする
目標は、大きなものである必要はありません。
授業で一度は発言する、毎日少しずつ復習する、友達に優しい言葉をかけるなど、自分に合った目標を持つことが大切です。
結果だけでなく、目標に向かって努力する過程も認める言葉を添えましょう。
3.学年末に向けて一日一日を大切にする
3学期は、今の学年で過ごす最後の学期です。
これまで学んできたことを振り返り、友達や先生との時間を大切にしながら、次の学年や進路につながる準備を進めていくことを伝えましょう。
3学期始業式で使える短い挨拶例文
時間が限られている場合や、簡潔に要点を伝えたい場合に使える挨拶例文です。
例文1:新学期の始まりを伝える挨拶
皆さん、おはようございます。冬休みが終わり、今日から3学期が始まります。
新しい年のスタートに、自分が頑張りたいことを一つ考えてみてください。
小さな目標でも、毎日続けることで大きな成長につながります。
3学期も元気に、そして前向きに過ごしていきましょう。
例文2:学年末に向けて励ます挨拶
今日から3学期です。
今の学年で過ごす時間も、残りわずかになりました。
これまでできるようになったことを振り返りながら、まだ挑戦したいことにも取り組んでいきましょう。
一日一日を大切にして、充実した3学期にしてください。
例文3:友達との協力を大切にする挨拶
3学期も、友達と助け合いながら過ごしていきましょう。
困っている人に声をかけること、相手の話をしっかり聞くこと、感謝の気持ちを伝えることを大切にしてください。
みんなで協力して、笑顔の多い学期にしていきましょう。
校長先生から全校児童生徒へ伝える挨拶例文
全校児童生徒に向けた挨拶では、学年を問わず伝わりやすい表現を選び、学校全体で大切にしたいことを盛り込むとまとまりやすくなります。
例文1:新しい年の目標を伝える挨拶
皆さん、おはようございます。そして、新年おめでとうございます。
冬休みが終わり、今日から3学期が始まります。
皆さんは、新しい年にどのようなことを頑張りたいと考えていますか。
目標というと、大きなことを思い浮かべるかもしれません。
しかし、毎日元気に挨拶をする、授業で分からないことをそのままにしない、友達のよいところを見つけるなど、身近なことも立派な目標です。
大切なのは、目標を立てるだけでなく、できることから行動に移すことです。
すぐにうまくいかなくても、少しずつ続けていけば、自分の成長を感じられるはずです。
3学期は、今の学年のまとめをする大切な時期でもあります。
これまで学んだことを生かしながら、一日一日を大切に過ごしてください。
皆さんにとって、実り多い3学期になることを願っています。
例文2:一人ひとりの成長を大切にする挨拶
皆さん、おはようございます。冬休みを終え、皆さんの元気な姿を見ることができてうれしく思います。
3学期は、今の学年で学ぶ最後の学期です。
この一年を振り返ると、できるようになったことや、努力を続けてきたことが、一人ひとりにあると思います。
成長の速さや得意なことは、人によって違います。
友達と比べるのではなく、昨日の自分より少し前に進むことを大切にしてください。
そして、周りの人の頑張りにも気づき、互いに認め合える学校にしていきましょう。
3学期も、自分らしく挑戦する皆さんを応援しています。
担任の先生からクラスの子どもたちへ伝える挨拶例文
担任の先生から話す場合は、クラスの雰囲気や子どもたちの様子に合わせて、親しみのある言葉を選ぶと気持ちが伝わりやすくなります。
例文1:冬休み明けの気持ちを切り替える挨拶
皆さん、おはようございます。冬休みは楽しく過ごせましたか。
今日から、いよいよ3学期が始まります。
久しぶりの学校で、少しずつ生活のリズムを戻していく人もいると思います。
焦らず、まずは毎日の生活を整えながら、学校生活に慣れていきましょう。
3学期は、今のクラスで過ごす最後の学期です。
勉強も行事も、友達との時間も、一つひとつを大切にしていきたいですね。
みんなで協力しながら、笑顔で締めくくれる学期にしていきましょう。
今年もよろしくお願いします。
例文2:クラスの目標を考える挨拶
皆さん、新年おめでとうございます。
新しい年を迎えた今、今年頑張りたいことや、3学期に挑戦したいことを考えてみましょう。
難しい目標を立てる必要はありません。
「毎日宿題を丁寧にする」「友達の話を最後まで聞く」「苦手な教科にも少しずつ取り組む」など、身近な目標で十分です。
一人ひとりが目標に向かって頑張ると、クラス全体も成長していきます。
お互いの努力を認め合いながら、充実した3学期にしていきましょう。
例文3:今のクラスで過ごす時間を大切にする挨拶
今日から3学期が始まります。
今のクラスで過ごす時間も、少しずつ残り少なくなってきました。
これまで一緒に勉強したり、行事に取り組んだり、友達と笑い合ったりしてきた時間は、皆さんにとって大切な思い出になると思います。
残りの学校生活でも、相手を思いやる気持ちを忘れず、困っている人がいたら声をかけてみましょう。
一日一日を大切にして、みんなでよい締めくくりを迎えたいと思います。
小学生向けの3学期始業式の挨拶例文
小学生向けの挨拶では、難しい言葉を避け、子どもたちが具体的に行動をイメージできる表現を使うことがポイントです。
低学年向けの例文
みなさん、おはようございます。ふゆ休みは、たのしくすごせましたか。
きょうから3学きがはじまります。
あたらしい年に、がんばりたいことを一つ考えてみましょう。
あいさつを元気にすることや、じゅぎょうのおはなしをよく聞くことも、すてきな目ひょうです。
おともだちとなかよく、毎日たのしくすごしましょう。
3学きも、みんなのがんばるすがたをたのしみにしています。
中学年向けの例文
皆さん、おはようございます。冬休みが終わり、今日から3学期が始まります。
新しい年になったので、今年頑張りたいことを一つ決めてみましょう。
勉強でも、運動でも、友達との関わりでもかまいません。自分が少し成長できる目標を考えてみてください。
3学期は、今の学年のまとめの時期です。
これまでにできるようになったことを大切にしながら、新しいことにも挑戦していきましょう。
高学年向けの例文
皆さん、おはようございます。新しい年を迎え、今日から3学期が始まります。
3学期は、これまでの学習や生活を振り返り、自分の成長を確かめる大切な時期です。
得意になったことだけでなく、努力を続けていることや、これから改善したいことにも目を向けてみましょう。
また、自分のことだけでなく、周りの人の気持ちを考えて行動することも大切です。
仲間と助け合いながら、次の学年につながる充実した3学期にしていきましょう。
中学生・高校生向けの3学期始業式の挨拶例文
中学生や高校生に向けては、自分で考えて行動することや、学習・進路に向けた目標設定、日々の積み重ねの大切さを伝えるとよいでしょう。
例文1:目標に向かって行動する挨拶
皆さん、おはようございます。冬休みを終え、今日から3学期が始まります。
新しい年の始まりは、自分の目標を見直すよい機会です。
学習、部活動、学校生活など、それぞれに頑張りたいことがあると思います。
目標を達成するためには、何をするかを具体的に考え、日々の行動につなげることが大切です。
大きな一歩でなくても、毎日少しずつ続けることで、自分の力になります。
3学期は、今の学年を締めくくる大切な時期です。
自分の課題と向き合いながら、一日一日を有意義に過ごしてください。
例文2:次の学年や進路を意識する挨拶
皆さん、おはようございます。今日から3学期が始まります。
学年末が近づくこの時期は、これまでの学びを振り返り、次の段階に向けて準備する機会でもあります。
今の自分にできること、これから伸ばしていきたいことを考えてみましょう。
進路や将来について考えるとき、すぐに答えが出ないこともあります。
それでも、情報を集めたり、周りの人に相談したり、自分で考え続けたりすることが大切です。
自分の可能性を決めつけず、今できる努力を積み重ねていきましょう。
皆さんにとって実りある3学期になることを期待しています。
新年の目標や抱負を取り入れた挨拶例文
新年の目標に触れると、始業式の挨拶に新鮮さが生まれます。
目標を立てることだけで終わらず、日々の行動につなげるよう促すと、子どもたちが実践しやすくなります。
例文1:小さな目標を積み重ねる
新しい年を迎え、皆さんも今年の目標を考える機会があったと思います。
目標は、大きな夢でも、毎日の小さな習慣でもかまいません。
大切なのは、目標を自分の行動につなげることです。
例えば、毎日少しずつ復習する、相手の話を最後まで聞く、感謝の気持ちを言葉にするなど、今日からできることを一つ始めてみましょう。
小さな積み重ねが、やがて大きな成長につながります。
3学期も、一人ひとりが自分の目標に向かって進んでいくことを願っています。
例文2:失敗を恐れず挑戦する
新しいことに挑戦するとき、うまくできるかどうか不安になることもあるでしょう。
しかし、最初から何でも完璧にできる人はいません。
失敗したときには、何がうまくいかなかったのかを考え、次に生かすことができます。
挑戦した経験そのものが、自分を成長させる力になります。
今年は、少しだけ勇気を出して、新しいことに挑戦してみてください。
皆さんの一歩を応援しています。
3学期の学年末を意識した挨拶例文
3学期は、今の学年で学ぶことをまとめ、次の学年につなげる時期です。
残りの学校生活を大切にすることや、これまでの成長を確かめることを伝えましょう。
例文1:一日一日を大切にする挨拶
3学期は、今の学年で過ごす最後の学期です。
これまで当たり前だと思っていた授業や友達との時間も、振り返ると大切な経験の一つです。
毎日の学習を丁寧に行い、友達との関わりを大切にし、今できることにしっかり取り組んでいきましょう。
最後の日に「頑張ってよかった」と思えるような3学期にしていきましょう。
例文2:これまでの成長を確かめる挨拶
この一年で、自分ができるようになったことを思い出してみてください。
初めは難しかったことができるようになったり、苦手なことにも挑戦できるようになったりしているかもしれません。
自分では気づきにくくても、少しずつ成長していることがあります。
3学期は、その成長を確かめながら、これからの自分に必要なことを考える時間にしましょう。
始業式の挨拶をまとめるときのポイント
例文を使う際は、そのまま読むだけでなく、学校や子どもたちの状況に合わせて調整すると、より自然で伝わりやすい挨拶になります。
- 伝えたいテーマを絞る:新年の目標、学年末への意識、友達との協力など、中心となるテーマを一つ決めると話がまとまります。
- 子どもたちに合う言葉を選ぶ:低学年には短く具体的な表現を、高学年や中高生には振り返りや目標設定につながる言葉を使いましょう。
- 具体的な行動を示す:「頑張りましょう」だけでなく、「毎日少しずつ復習する」「友達の話を最後まで聞く」など、行動に移しやすい例を入れると伝わりやすくなります。
- 努力の過程を認める:目標を達成することだけでなく、挑戦したことや続けて取り組む姿勢も大切にしましょう。
- 前向きな言葉で締めくくる:「一緒に充実した3学期にしましょう」「皆さんの成長を楽しみにしています」など、希望を感じられる言葉がおすすめです。
3学期始業式の挨拶とあわせて確認したい文例
始業式の挨拶だけでなく、冬休み前のメッセージや学年末の挨拶、卒業前に贈る言葉を準備したい場合は、次の記事も参考にしてください。
- 冬から年度末の学校挨拶文例まとめ|終業式・始業式・学年末に使える言葉
- 2学期終業式の挨拶例文|先生・児童生徒に伝わる短い言葉
- 冬休み前の一言メッセージ例文|先生から子ども・保護者へ
- 学年末の挨拶文例|先生から保護者・子どもへ感謝を伝える言葉
- 卒業前に贈る一言メッセージ例文|先生・在校生から伝える言葉
まとめ
3学期始業式の挨拶では、新しい年のスタートを前向きに迎えられる言葉や、一人ひとりの目標、学年末に向けた励ましを伝えることが大切です。
校長先生から全校児童生徒へ話す場合も、担任の先生からクラスへ話す場合も、聞く人の年齢や学校生活に合わせて表現を選びましょう。
短い挨拶でも、具体的な行動や温かい励ましを一つ加えることで、気持ちが伝わりやすくなります。
子どもたちが新たな気持ちで学校生活を始め、今の学年を充実した形で締めくくれるように、学校やクラスに合った挨拶を準備してみてください。
