年賀状じまいと喪中の違い|併用できる?使い分けと文例【2027年版】

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「喪中と年賀状じまいは何が違う?」

「今年は喪中だけれど、この機会に年賀状もやめたい」と迷うこともあるでしょう。

結論からいうと、喪中と年賀状じまいは目的が異なります。

項目喪中・喪中はがき年賀状じまい
主な目的新年の祝いの挨拶を控えることを知らせる今後、年賀状での挨拶を一区切りにすることを知らせる
きっかけ身近な人との死別生活・体調・負担の見直しなどさまざま
今後の年賀状翌年以降に再開する場合もある原則として今後は送らない意向を伝える
文面の中心年賀欠礼のお知らせこれまでの感謝と年賀状を控える旨

つまり、喪中は「今回の新年の祝いの挨拶を控えること」、年賀状じまいは「今後の年賀状のやり取りを一区切りにすること」と考えると分かりやすいでしょう。

この記事では、両者の違いと、喪中の年に年賀状じまいを考えている場合の伝え方を紹介します。

年賀状じまい全体について確認したい方は、年賀状じまい完全ガイド|書き方・時期・文例・年代別の伝え方も参考にしてください。

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年賀状じまいと喪中の一番大きな違い

大きな違いは、「何を相手に知らせるための挨拶なのか」です。

年賀状じまいは今後の年賀状について知らせる

年賀状じまいは、これまで続けてきた年賀状での挨拶を今後は控えることを相手に伝えるものです。

理由は一つではありません。

  • 年賀状の準備を負担に感じるようになった
  • 生活環境が変わった
  • 体調を考えて見直したい
  • 仕事や家庭の事情がある
  • 普段の連絡方法が変わった

理由を書かず、感謝と今後の方針だけを伝えることもできます。

喪中は新年の祝いの挨拶を控えることを知らせる

喪中はがきは、身近な人との死別を受けて、新年の祝いの挨拶を控えることをあらかじめ知らせる年賀欠礼の挨拶状です。

年賀状じまいのように、「これから先ずっと年賀状をやめる」という意味ではありません。

翌年以降については、そのときの状況や本人の考えによって年賀状を再開することもできます。

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喪中の年に年賀状じまいをしてもいい?

喪中の年に年賀状じまいを考えること自体はできます。

ただし、喪中のお知らせと年賀状じまいでは目的が異なるため、同じ文面に多くの情報を詰め込むと、何を伝えたい挨拶状なのか分かりにくくなることがあります。

そのため、喪中はがきでは年賀欠礼のお知らせを中心にし、年賀状じまいについては別の機会に伝える方法が分かりやすいでしょう。

たとえば、

  • 喪中はがきでは年賀欠礼だけを伝える
  • その後、寒中見舞いなどで年賀状じまいを伝える
  • 翌年以降の適切な機会に年賀状じまいを伝える

といった方法があります。

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喪中はがきに年賀状じまいも一緒に書いていい?

喪中はがきと年賀状じまいを一つのはがきに書くことが絶対にできない、という決まりがあるわけではありません。

ただし、喪中はがきは年賀欠礼を知らせる挨拶状なので、年賀状じまいまで詳しく併記するのは一般的な形とはいえません。

特に、

喪中につき年始のご挨拶を控えます。なお、今後も年賀状は一切送りません。

のように書くと、二つの意図が一度に入り、文面も強くなります。

迷う場合は、まず喪中のお知らせを優先し、年賀状じまいは寒中見舞いや別の挨拶で伝える方が整理しやすいでしょう。

喪中のあと寒中見舞いで年賀状じまいを伝える方法

喪中で年賀状を出さなかったあと、寒中見舞いで年賀状じまいを知らせる方法があります。

この場合は、喪中で年頭の挨拶を控えたことと、今後の年賀状についてを分けて書くと分かりやすくなります。

基本文例

寒中お見舞い申し上げます。
喪中のため年頭のご挨拶を失礼いたしました。
また、勝手ながら今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにいたしました。
これまで長年にわたり温かいお心遣いをいただき、心より感謝申し上げます。
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。

寒中見舞いで年賀状じまいを伝える詳しい書き方は、年賀状じまいを寒中見舞いで伝える|書き方と例文20選で紹介しています。

年賀状じまいと喪中は「いつ伝えるか」も違う

喪中はがきは、相手が年賀状を準備する前に年賀欠礼を知らせる目的で送るのが一般的です。

一方、年賀状じまいは、その年最後の年賀状、年末の挨拶、年明け、寒中見舞いなど、状況に合わせて伝えられます。

種類タイミングの考え方
喪中はがき相手が年賀状を準備する前に届くようにするのが一般的
年賀状じまいその年最後の年賀状や年末・年明けなど状況に合わせる
寒中見舞いでの年賀状じまい松の内が明けた後など、寒中見舞いの時期に伝える

年賀状じまいの時期を詳しく確認したい方は、年賀状じまいの時期|いつ出す?いつまで?自然で失礼にならないタイミングも参考にしてください。

文例で比較|年賀状じまいと喪中の違い

年賀状じまいの文例

これまで長年にわたり温かい年賀状をいただき、ありがとうございました。
勝手ながら、年賀状でのご挨拶は本年を一区切りとさせていただくことにいたしました。
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。

年賀状じまいでは、これまでの感謝と「今後は年賀状を控えること」が文章の中心です。

理由を簡潔に添える年賀状じまい

長年にわたり温かいお心遣いをいただき、心より感謝申し上げます。
生活を見直す中で、年賀状でのご挨拶も本年を一区切りとすることにいたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。

喪中はがきの基本的な文例

喪中につき年頭のご挨拶を失礼させていただきます。
本年中に父が永眠いたしました。
本年中に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げますとともに、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

喪中はがきでは、年賀状じまいのように「今後は年賀状をやめる」ことを主題にするのではなく、年賀欠礼を知らせます。

喪中だから翌年も年賀状を送ってはいけない?

喪中はがきを出したからといって、その後ずっと年賀状を送れなくなるわけではありません。

翌年以降に年賀状を再開するかどうかは、それぞれの状況や考え方によります。

一方、年賀状じまいでは「今後は年賀状での挨拶を控える」という意思を相手に伝えます。

この違いを理解しておくと、両者を混同しにくくなります。

喪中の範囲は一律ではない

「誰が亡くなったら必ず喪中になる」という範囲を、年賀状のマナーとして一律に決めるのは難しいものです。

故人との続柄だけでなく、同居していたか、どれほど近い関係だったか、家族や地域の考え方などによって判断が異なる場合があります。

そのため、「祖父母なら必ず」「義父母なら必ず」と機械的に判断するより、自分や家族の状況に合わせて考える方がよいでしょう。

年賀状じまいと喪中で避けたい混同

「喪中=今年だけ」と絶対的に決めつける

喪中はがきは、その年の年賀欠礼を知らせるものですが、喪に服する期間や考え方には個人差があります。

「必ず何か月」「必ず1年間」と年賀状の文面だけで一律に決めつけない方がよいでしょう。

喪中を年賀状じまいの理由として使う

喪中であることと、今後年賀状をやめることは別の判断です。

喪中だから自動的に年賀状じまいになるわけではありません。

喪中はがきに多くの近況報告を加える

喪中はがきは年賀欠礼のお知らせが中心です。

年賀状じまいやその他の近況報告まで多く盛り込むより、必要な連絡は別の機会に分けると分かりやすくなります。

年賀状じまいと喪中についてよくある質問

喪中の年に年賀状じまいをしてはいけない?

年賀状じまいを考えること自体はできます。

ただし、喪中のお知らせと年賀状じまいでは目的が異なるため、一度にすべてを伝える必要はありません。

喪中はがきでは年賀欠礼を知らせ、その後の寒中見舞いなどで年賀状じまいを伝える方法があります。

喪中はがきに「来年以降も年賀状を控えます」と書いていい?

絶対に書けないというものではありませんが、喪中はがき本来の年賀欠礼の目的とは別の内容になります。

相手に意図を分かりやすく伝えるなら、年賀状じまいは別の挨拶で知らせる方法が考えやすいでしょう。

喪中の翌年に年賀状じまいを伝えてもいい?

伝えられます。

その年最後の年賀状など、通常の年賀状じまいと同じ方法で知らせることができます。

寒中見舞いで喪中と年賀状じまいを一緒に伝えてもいい?

寒中見舞いの中で、喪中で年始の挨拶を控えたことと、今後は年賀状を控えることを分けて書く方法があります。

ただし、文章が長くなりすぎないよう、簡潔にまとめるとよいでしょう。

年賀状じまいの理由に身内の不幸を書いた方がいい?

無理に書く必要はありません。

年賀状じまいは、今後の年賀状について知らせるものなので、「諸事情により」「生活を見直す中で」などと簡潔にまとめることもできます。

年賀状じまいの理由そのものに迷う場合は、年賀状じまいの理由一覧|自然で角が立たない理由テンプレ20選も参考にしてください。

まとめ|喪中と年賀状じまいは目的を分けて考える

年賀状じまいと喪中は、どちらも年賀状を出さないことに関係しますが、目的は異なります。

  • 喪中は、新年の祝いの挨拶を控えることを知らせる
  • 年賀状じまいは、今後の年賀状での挨拶を一区切りにすることを知らせる
  • 喪中だから自動的に年賀状じまいになるわけではない
  • 両方を伝えたい場合は、一度に詰め込まず時期や挨拶を分ける方法がある
  • 喪中後の寒中見舞いで年賀状じまいを伝えることもできる

「どちらを出すか」ではなく、まず「今回、相手に何を知らせたいのか」を考えると判断しやすくなります。

年賀状じまいの文章そのものを作りたい方は、年賀状じまいの書き方|基本フォーマットとそのまま使える例文をご覧ください。

年賀状じまい全体の記事を確認したい方は、年賀状じまい完全ガイド|書き方・時期・文例・年代別の伝え方から目的に合った記事を選べます。

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