40代で年賀状じまいを考えるとき、「まだ年賀状をやめるには早いだろうか」「仕事関係や友人にどう伝えればいいのだろう」と迷うこともあるでしょう。
年賀状じまいを考える理由は、仕事の忙しさや家庭の事情、生活環境の変化、年末の負担を減らしたいなど、人によってさまざまです。
40代だから特別な理由を用意する必要はありません。
これまでの感謝を伝えたうえで、年賀状でのご挨拶を一区切りにすることを、自分の状況に合った言葉で伝えることが大切です。
たとえば、幅広い相手に使いやすいのは次のような文面です。
これまで温かい年賀状をいただき、ありがとうございました。
生活の変化もあり、勝手ながら年賀状でのご挨拶は今年を一区切りとさせていただくことにいたしました。
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
この記事では、40代で年賀状じまいをするときの理由の伝え方や注意点、仕事関係・友人・親族・目上の相手に使える文例を紹介します。
年賀状じまい全体の書き方や時期、年代別・相手別の考え方を確認したい方は、年賀状じまい完全ガイド|書き方・時期・文例・年代別の伝え方も参考にしてください。
40代の年賀状じまいは何を理由にすればいい?
年賀状じまいを伝えるために、詳しい事情まで説明する必要はありません。
自分の状況に合う理由を簡潔に添える方法もあれば、理由を書かずに「今年を一区切りにします」と伝える方法もあります。
40代で使いやすい理由としては、次のようなものがあります。
- 仕事が忙しく、年賀状の準備が難しくなった
- 家庭の事情や生活環境に変化があった
- 年末の負担を少し減らしたい
- 暮らしや時間の使い方を見直したい
- 普段の連絡方法をLINEやメールなどに移したい
「40代だから仕事」「40代だから子育て」と決める必要はありません。自分自身に合った理由を選びましょう。
仕事の忙しさを理由にする
仕事が忙しく、年末に年賀状を準備する時間を取りにくい場合は、そのことを簡潔に伝えられます。
近年は仕事の都合もあり、年賀状の準備が難しくなってまいりました。
勝手ながら、本年をもちまして年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。
「忙しいのでやめます」と言い切るより、「準備が難しくなってきた」と自分側の事情として伝えるとやわらかくなります。
家庭の事情を理由にする
子育てや家族のことなどを理由にしたい場合でも、細かな事情まで書く必要はありません。
家庭の事情もあり、年末の年賀状の準備が難しくなってきました。
今年を一区切りに、年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。
具体的に伝えたくない場合は、「家庭の事情」「生活環境の変化」だけでも十分です。
生活の見直しを理由にする
仕事や家庭について触れたくない場合は、「暮らしの見直し」を理由にする方法もあります。
生活を見直す中で、年賀状でのご挨拶も今年を一区切りにすることにいたしました。
これまでのお心遣いに心より感謝申し上げます。
理由を書かずに伝えてもよい
年賀状じまいには、必ず理由を書かなければならないという決まりはありません。
理由を説明しにくい場合は、これまでの感謝と年賀状を一区切りにすることだけを伝えても自然です。
これまで長きにわたり年賀状でお付き合いいただき、ありがとうございました。
誠に勝手ながら、本年をもちまして年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。
40代の年賀状じまいを自然に伝える4つのポイント
最初に感謝を伝える
年賀状じまいでは、いきなり「年賀状をやめます」と書くより、まずこれまでのやり取りへの感謝を伝えると文章がやわらかくなります。
- これまで温かい年賀状をありがとうございました
- 毎年年賀状をいただき、ありがとうございます
- 長年のお心遣いに感謝申し上げます
理由は短くまとめる
仕事や家庭の事情を細かく説明する必要はありません。
「仕事や家庭の事情もあり」「生活環境の変化により」「年賀状の準備が難しくなってきたため」など、一言程度でも伝わります。
年賀状を一区切りにすることを明確にする
「しばらくお休みします」だけでは、一時的な休止なのか年賀状じまいなのか分かりにくくなることがあります。
年賀状じまいとして伝えるなら、次のような表現が使いやすいでしょう。
- 本年をもちまして年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます
- 今年を一区切りとさせていただきます
- 来年からは年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます
今後も付き合いたい相手には一言添える
友人や親族など、これからも交流を続けたい相手には、その気持ちを一言添えると自然です。
- これからも変わらずよろしくお願いします
- 今後とも変わらぬお付き合いをお願いいたします
- また近況を聞かせてもらえたらうれしいです
- これからも気軽に連絡を取り合えたらうれしいです
年賀状をやめることと、人間関係を終えることは別です。
関係を続けたい相手には、その気持ちが分かる言葉を選びましょう。
40代の年賀状じまい|相手別の文例
ここからは、相手との関係に合わせて使いやすい文例を紹介します。
文例をもっと多く比較したい方は、「40代の年賀状じまい文例20選|仕事・子育て世代に向けた自然で丁寧な例文集」も参考にしてください。
仕事関係へ丁寧に伝える文例
日頃より大変お世話になっております。
誠に勝手ながら、本年をもちまして年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにいたしました。
これまで賜りましたご厚情に心より御礼申し上げます。
今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
個人として送る場合は、「業務効率化」「デジタル化」を無理に理由にする必要はありません。
会社や組織として年賀状を廃止する場合とは分け、自分自身の事情に合った文面にすると自然です。
仕事の忙しさを理由にする文例
長年にわたり温かいお付き合いをいただき、ありがとうございます。
近年は仕事の都合もあり、年賀状の準備が難しくなってまいりました。
勝手ながら、本年を一区切りに年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
友人へやわらかく伝える文例
いつも年賀状をありがとう。
最近は仕事や家庭のことで年末が慌ただしく、年賀状の準備が難しくなってきました。
今年を一区切りにしようと思っています。
年賀状は終わりにしますが、これからも変わらずよろしくね。
親しい友人へ短く伝える文例
毎年年賀状をありがとう。
今年を一区切りに、年賀状は卒業することにしました。
これからも気軽に連絡取り合おうね。
友人へ伝える場合は、年賀状をやめる理由よりも「これからも付き合いたい」という気持ちを添えると自然です。
友人向けの文例をもっと見たい方は、友人への年賀状じまい|気まずくならない伝え方と文例をご覧ください。
友達への短い文面を中心に探したい場合は、友達への年賀状じまい短い文例|LINE感覚で自然に伝える一言も使えます。
親族へ伝える文例
いつも温かい年賀状をいただき、ありがとうございます。
家庭や生活の変化もあり、年賀状でのご挨拶は今年を一区切りとさせていただくことにいたしました。
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
家庭の事情を少し具体的に伝える文例
毎年年賀状をいただき、ありがとうございます。
仕事や家庭のことで年末が慌ただしくなり、年賀状の準備が難しくなってきました。
勝手ながら、本年を一区切りにさせていただきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
恩師や目上の相手へ丁寧に伝える文例
長年にわたり温かい年賀状を頂戴し、心より御礼申し上げます。
私事ながら、近年の生活環境の変化もあり、以前のように年賀状を準備することが難しくなってまいりました。
誠に勝手ではございますが、本年を一区切りに年賀状でのご挨拶を控えさせていただきたく存じます。
これまで賜りましたご厚情に改めて感謝申し上げますとともに、今後とも変わらぬお付き合いをいただければ幸いです。
40代の年賀状じまいで避けたい伝え方
「忙しいから年賀状は無理」と言い切る
実際に忙しい場合でも、相手によっては少し突き放した印象になることがあります。
たとえば、
仕事や家庭の事情もあり、年賀状の準備が難しくなってきました。
と、自分の状況として伝えるとやわらかくなります。
「年賀状は時代遅れだから」と書く
年賀状を続けるかどうかは人それぞれです。
「紙の年賀状はもう古い」「時代遅れなのでやめます」と書くと、年賀状を大切にしている相手の考えまで否定する印象になることがあります。
自分自身が年賀状を一区切りにする、という形で伝えましょう。
会社の方針を個人の理由として使う
勤務先で年賀状の廃止やペーパーレス化を進めている場合でも、個人の年賀状じまいとは分けて考えた方が自然な場合があります。
個人として伝えるなら、「生活の変化」「年賀状の準備が難しくなった」など、自分に合った表現を選びましょう。
「今後はLINEで」と相手にも方法を求める
LINEやメールへ移行したい場合でも、相手が同じ方法を使えるとは限りません。
そのため、
これからはLINEなどで気軽に近況をやり取りできたらうれしいです。
のように、自分の希望として伝えると自然です。
40代で年賀状じまいをするのは早い?
年賀状じまいに「何歳から」という決まりはありません。
年齢ではなく、自分の生活や人付き合い、年賀状を続ける負担などを考えて判断できます。
そのため、「40代だからまだ早い」と考える必要はありません。
一方で、すべての相手への年賀状を一度にやめる必要もありません。
友人とはLINEでやり取りし、仕事関係や親族には年賀状を続けるなど、相手によって方法を分けることもできます。
40代の年賀状じまいはいつ伝える?
その年の年賀状で伝える場合は、「本年をもちまして」「今年を一区切りに」などの表現を使うと、来年以降について分かりやすく伝えられます。
年末の挨拶で伝える方法や、年明けに寒中見舞いなどで知らせる方法もあります。
いつ伝えるか迷っている方は、年賀状じまいの時期|いつ出すべき?自然なタイミングと伝え方も参考にしてください。
年賀状をやめても付き合いは続けられる
年賀状じまいは、年賀状という挨拶方法を一区切りにするものです。
友人や親族など、これからも交流したい相手とは、LINEやメール、電話、直接会う機会など、自分たちに合った方法で関係を続けられます。
年賀状でのご挨拶は一区切りといたしますが、これからも変わらぬお付き合いをお願いいたします。
このような一文を添えるだけでも、「年賀状をやめる=付き合いをやめる」という印象になりにくくなります。
年賀状じまい後も関係を続けたい気持ちをどう書けばよいか迷う方は、年賀状じまい後も付き合いを続けたいときの文例|「今後もよろしく」の自然な伝え方も参考にしてください。
まとめ|40代の年賀状じまいは年齢ではなく自分の状況に合わせて
40代で年賀状じまいを伝える場合は、仕事や家庭、生活環境の変化、年賀状を準備する負担など、自分の状況に合った理由を選ぶと自然です。
理由を詳しく書きたくない場合は、無理に説明する必要もありません。
文章は、次の流れを意識するとまとめやすくなります。
- これまでの年賀状への感謝
- 必要に応じて簡潔な理由
- 年賀状での挨拶を一区切りにすること
- 今後も付き合いたい相手には、その気持ちを一言添える
「40代だからこうする」と決めるのではなく、相手との関係や自分の生活に合わせた伝え方を選びましょう。
具体的な文章をもっと多く比較したい方は、「40代の年賀状じまい文例20選|仕事・子育て世代に向けた自然で丁寧な例文集」も参考にしてください。
また、年代を問わず年賀状じまいの書き方や時期、相手別の文例を確認したい方は、年賀状じまい完全ガイド|書き方・時期・文例・年代別の伝え方にまとめています。
