年賀状じまいは失礼?不快にさせない伝え方と避けたい表現【2027年版】

スポンサーリンク

「年賀状じまいをしたいけれど、相手に失礼と思われないだろうか」

「長年やり取りしてきた人に、どう伝えれば角が立たない?」と心配になる方もいるでしょう。

結論からいうと、年賀状じまいをすること自体が失礼になるわけではありません。

ただし、書き方によっては「付き合いまで終わらせたいのかな」「これまでの年賀状が迷惑だったのかな」と相手に感じさせてしまうことがあります。

大切なのは、年賀状をやめる理由を細かく説明することより、これまでの感謝を伝え、自分側の事情として年賀状を一区切りにすることを伝えることです。

たとえば、幅広い相手に使いやすいのは次のような文面です。

これまで長年にわたり温かい年賀状をいただき、ありがとうございました。
勝手ながら、年賀状でのご挨拶は本年を一区切りとさせていただくことにいたしました。
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。

この記事では、年賀状じまいを失礼な印象にしないための考え方や、避けたい言い方、相手別の配慮について紹介します。

文章そのものの組み立て方を知りたい方は、年賀状じまいの書き方|基本フォーマットとそのまま使える例文も参考にしてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

年賀状じまいは失礼ではない?

年賀状のやり取りを続けるかどうかは、それぞれの生活や人間関係に合わせて決められます。

そのため、「年賀状をやめる=相手に失礼」というわけではありません。

ただし、相手が長年年賀状を送ってくれていた場合は、突然何も言わずにやめるより、一区切りにすることを伝えた方が分かりやすい場合があります。

特に意識したいのは、次の3点です。

  • これまでの年賀状への感謝を伝える
  • 相手ではなく自分側の事情として伝える
  • 今後も付き合いたい相手には、その気持ちを添える

この3点が入っていれば、年賀状じまいの意図が伝わりやすくなります。

スポンサーリンク

年賀状じまいが失礼に感じられやすいケース

いきなり「今年でやめます」とだけ書く

年賀状じまいそのものよりも、文章が唐突だと冷たい印象になることがあります。

たとえば、

今年で年賀状をやめます。

だけでは、これまでのやり取りに対する気持ちが伝わりません。

次のように感謝を加えるだけでも印象は変わります。

これまで温かい年賀状をいただき、ありがとうございました。
年賀状でのご挨拶は今年を一区切りとさせていただきます。

相手の年賀状まで否定する

「年賀状は時代遅れだから」「もう必要ないので」といった表現は避けた方がよいでしょう。

自分は年賀状をやめたいだけでも、相手には「あなたが続けている年賀状は無意味」と言われたように感じられる可能性があります。

年賀状そのものを評価するのではなく、自分の生活や考え方の変化として伝える方が自然です。

「今後は送らないで」と相手にも求める

年賀状じまいは、基本的に自分が今後年賀状での挨拶を控えることを伝えるものです。

相手にも送付をやめるよう求める必要はありません。

「今後は年賀状を送らないでください」と書くより、

勝手ながら、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。

と自分側の方針だけを伝える方がやわらかくなります。

理由を詳しく書きすぎる

年賀状じまいの理由は、詳しく説明しなくても構いません。

長い事情説明を書くと、相手が「何か返事をした方がいいのでは」と気を遣う場合もあります。

理由を入れるなら、

  • 生活環境の変化もあり
  • 年賀状の準備が難しくなってきたため
  • 生活を見直す中で
  • 諸事情により

など、短くまとめる方法があります。

理由の書き方を詳しく比較したい方は、年賀状じまいの理由一覧|自然で角が立たない理由テンプレをご覧ください。

スポンサーリンク

失礼な印象にしない7つのポイント

1.最初に感謝を伝える

これまで年賀状を交換してきた相手には、まず感謝を伝えます。

  • これまで温かい年賀状をありがとうございました
  • 長年のお心遣いに感謝申し上げます
  • 毎年ご丁寧な年賀状をいただき、ありがとうございました

「やめる」という連絡よりも先に感謝を置くと、文章全体がやわらかくなります。

2.理由は自分側の事情として書く

理由を添える場合は、「相手」や「年賀状という習慣」を原因にしないことがポイントです。

たとえば、

生活を見直す中で、年賀状でのご挨拶も一区切りとすることにいたしました。

のように書けば、自分自身の判断として伝えられます。

3.理由を書かなくてもよい

「理由がないと失礼なのでは」と考える必要はありません。

感謝と年賀状じまいだけでも十分伝えられます。

長年にわたり温かい年賀状をいただき、ありがとうございました。
勝手ながら、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。

4.「終わり」より「一区切り」を使う

「もう終わりにします」「一切送りません」などは、相手によっては強い印象になることがあります。

やわらかく伝えたい場合は、

  • 本年を一区切りとさせていただきます
  • 今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます
  • 本年をもちまして年賀状でのご挨拶を失礼させていただきます

などが使いやすいでしょう。

5.今後も付き合いたい相手には一言添える

年賀状をやめても、人間関係まで終わらせる必要はありません。

今後も付き合いたい相手なら、

  • 今後とも変わらぬお付き合いをお願いいたします
  • これからもどうぞよろしくお願いします
  • また近況を聞かせてもらえたらうれしいです

などを添えると意図が伝わりやすくなります。

6.相手との関係に合わせて文体を変える

全員に同じ文章を使う必要はありません。

友人にはやわらかく、親族には少し丁寧に、恩師や目上の方には改まった表現にするなど、普段の関係に合わせて調整できます。

7.適切なタイミングで伝える

年賀状じまいは、その年最後の年賀状で伝える方法のほか、年末の挨拶や年明け、寒中見舞いで伝える方法もあります。

「いつ伝えれば失礼になりにくい?」と迷う場合は、年賀状じまいの時期|いつ出す?いつまで?自然で失礼にならないタイミングも参考にしてください。

相手別|失礼になりにくい年賀状じまいの文例

友人へ

いつも年賀状をありがとう。
年賀状での挨拶は今年を一区切りにしようと思っています。
年賀状は終わりにするけれど、これからも変わらずよろしくね。

友人には、かしこまりすぎるより、普段の関係に合った自然な言葉の方が伝わりやすいでしょう。

親族へ

毎年温かい年賀状をいただき、ありがとうございます。
生活環境の変化もあり、年賀状でのご挨拶は本年を一区切りとさせていただくことにいたしました。
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。

恩師・目上の方へ

長年にわたり温かい年賀状を頂戴し、心より御礼申し上げます。
誠に勝手ではございますが、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきたく存じます。
これまで賜りましたご厚情に改めて感謝申し上げます。

年長の相手へ

相手が年長だからといって、特別に年齢へ触れる必要はありません。

これまでの付き合いへの感謝を丁寧に伝えれば十分です。

これまで長年にわたり温かいお心遣いをいただき、心より感謝申し上げます。
勝手ながら、年賀状でのご挨拶は本年を一区切りとさせていただきます。
どうぞお健やかにお過ごしください。

年賀状じまいで避けたいNG表現

避けたい表現言い換え例
年賀状は時代遅れなのでやめます生活を見直す中で、年賀状でのご挨拶も一区切りといたします
面倒なので今年で終わります年賀状の準備が難しくなってきたため、今後は控えさせていただきます
もう送らないでください今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます
今後一切年賀状は送りません本年をもちまして年賀状でのご挨拶を一区切りといたします
もう歳なのでやめます生活や体調を考え、年賀状でのご挨拶を控えることにいたしました

「今後もよろしく」は書かないと失礼?

「今後ともよろしくお願いいたします」という一文は、必須ではありません。

今後も関係を続けたい相手には入れると自然ですが、年賀状だけの付き合いになっている相手などには、感謝だけで締めても構いません。

これまで長年にわたり温かい年賀状をいただき、心より感謝申し上げます。

逆に、友人や親族など関係を続けたい相手には、今後について一言添えることで「縁を切るための年賀状じまいではない」と伝わりやすくなります。

年賀状じまいを伝えずにやめるのは失礼?

すべての相手に必ず年賀状じまいを通知しなければならないわけではありません。

疎遠になっている相手や、すでに年賀状のやり取りが途切れかけている場合などは、あえて通知しないケースもあります。

一方で、毎年欠かさず送り合ってきた親しい相手や、今後も付き合いを続けたい相手には、一言伝えておくと分かりやすいでしょう。

年賀状じまいを伝えた後に相手から年賀状が届いた場合は、年賀状じまい後に年賀状が届いたら?返事は必要?対応と文例で詳しく紹介しています。

年賀状じまいはメールやLINEでも失礼ではない?

普段からLINEやメールでやり取りしている相手なら、それらを使って伝える方法もあります。

特に友人など親しい相手では、普段ほとんど使わない改まったはがきを突然送るより、いつもの連絡方法で自然に伝えられることもあります。

大切なのは媒体そのものより、相手との関係に合った方法を選ぶことです。

いつも年賀状をありがとう。
これからは年賀状での挨拶を一区切りにしようと思っています。
年賀状は終わりにするけれど、これからもよろしくね。

喪中と年賀状じまいは別のもの

喪中と年賀状じまいは意味が異なります。

喪中は新年の祝いの挨拶を控えることに関係し、年賀状じまいは今後の年賀状のやり取りを一区切りにするものです。

両方が重なっていて、どう伝えればよいか迷う場合は、年賀状じまいと喪中の違い|適切な使い分けと文例も参考にしてください。

年賀状じまいは失礼?よくある質問

理由を書かずに年賀状じまいしても失礼ではない?

理由を書かなくても構いません。

これまでの感謝と、今後は年賀状での挨拶を控えることが伝われば文章として成立します。

年賀状じまいをする年齢が若いと失礼?

年賀状じまいに決まった年齢はありません。

仕事、家庭、生活環境、連絡手段の変化など、それぞれの事情に合わせて判断できます。

友人に年賀状じまいすると縁切りと思われる?

伝え方によって印象は変わります。

「年賀状は一区切りにするけれど、これからもよろしくね」など、今後の関係について一言添えると意図が伝わりやすくなります。

年賀状が届いてから年賀状じまいを伝えても失礼?

年賀状を受け取ってから伝えることもできます。

その場合は、年賀状へのお礼を先に伝え、そのあとに今後は年賀状での挨拶を控える旨を添えると自然です。

時期を過ぎている場合は、寒中見舞いを利用する方法もあります。詳しくは、年賀状じまいを寒中見舞いで伝える|書き方と例文20選をご覧ください。

相手から年賀状じまいを受け取ったら返信が必要?

返信は必須ではありません。

相手との関係によっては、「これまでありがとう」「これからもよろしく」と短く返す方法があります。

詳しくは、年賀状じまいを受け取ったらどうする?返信は必要?返し方と文例で紹介しています。

まとめ|年賀状じまいは「やめること」より伝え方が大切

年賀状じまいをすること自体が、失礼というわけではありません。

相手に不快な印象を与えにくくするためには、次の点を意識しましょう。

  • これまでの年賀状への感謝を伝える
  • 相手ではなく自分側の事情として伝える
  • 理由は無理に書かなくてもよい
  • 「一切送りません」など強い表現を避ける
  • 今後も付き合いたい相手には、その気持ちを添える
  • 相手との関係に合わせて文体を変える
  • 伝える時期に合った方法を選ぶ

「失礼にならない完璧な理由」を探すよりも、これまでの付き合いへの感謝を丁寧に伝えることを意識すると、文章を作りやすくなります。

具体的な文章を作りたい方は、年賀状じまいの書き方|基本フォーマットとそのまま使える例文をご覧ください。

年賀状じまい全体の関連記事を探したい方は、年賀状じまい完全ガイド|書き方・時期・文例・年代別の伝え方から確認できます。

関連記事

タイトルとURLをコピーしました