毎年続けてきた年賀状のやり取り。
「そろそろ負担になってきた」
「やめたいけれど失礼にならないか不安…」という声は年々増えています。
この記事では、一般向け（親戚・友人・ご近所など） の年賀状じまいについて、自然に伝えるタイミングと使いやすい文例を、2025–2026年の年末年始に合わせて解説します。
年賀状じまいとは？自然にやめるための基本マナー
年賀状じまいとは、年賀状のやり取りを終了する旨をお伝えする挨拶状です。
大切なのは「失礼にせず」「相手に配慮を示すこと」。
以下の3つを押さえれば、角が立ちません。
まずは「感謝」をしっかり伝える
例：「長年にわたり年賀状をいただき、心より御礼申し上げます。」
やめる理由は簡潔に、やわらかく
健康・生活環境・負担など。理由は深掘り不要。
今後のお付き合いは続けたい意思を添える
例：「今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。」
年賀状じまいの最適な時期（12月末〜1月中旬）
年賀状じまいは次の3つの時期に分けられます。
12月末に送る場合
- 年内の区切りとして自然
- 丁寧で誠実な印象
- 「今年で最後にします」と伝えやすい
1月上旬（松の内）に送る場合
もっとも一般的で違和感のないタイミング。
- 新年の挨拶へのお礼と合わせて伝えられる
- 相手からの年賀状を確認してから対応できる
1月中旬〜下旬に送る場合（寒中見舞い）
1月7日を過ぎたら「寒中見舞い」として送る。
- 遅れても自然に伝えられる
- 文面は丁寧に仕上げると好印象
👉 詳しくはこちら
➡ 寒中見舞いで年賀状じまいを伝える方法
親戚・友人へ自然に伝える文例【2025–2026向け】
親戚向け（目上にも使える丁寧表現）
長年にわたり年賀状を頂戴し、心より御礼申し上げます。
近年の生活状況に鑑み、本年をもちまして年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことといたしました。
これまでのお心遣いに深く感謝申し上げますとともに、
今後とも変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。友人向け（カジュアルに）
今まで毎年年賀状をありがとう！
いろいろ事情があって、今年を最後に年賀状はやめることにしました。
これからも変わらず仲良くしてね。また連絡します！ご近所・地域の方へ
長年にわたり年賀状を頂き、厚く御礼申し上げます。
私事ながら、来年より年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことといたしました。
寒さ厳しき折、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。年賀状じまいが遅れた場合の文例（寒中見舞い）
寒中お見舞い申し上げます。
このたびはご丁寧な年賀状を頂き、ありがとうございました。
誠に勝手ながら、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきたく存じます。
これまで頂いた温かいお心遣いに深く感謝申し上げます。👉 さらに文例をみたい方はこちらへ
➡ 寒中見舞いで年賀状じまいを伝える方法
よくある質問（一般向け）
Q1：メールやLINEだけで伝えてもよい？
親しい友人ならOK。ただし親戚・年長者はハガキが丁寧。
Q2：相手から年賀状が来なかった場合、伝える必要は？
関係性が近い場合だけ伝えればよく、疎遠なら不要です。
