年賀状を出していない人から年賀状が届くと、「今から返事を出してもよいのか」「どんなお詫びを書けばよいのか」と迷うことがあります。
このようなときは、年賀状をいただいたお礼を伝え、必要に応じて簡単なお詫びを添えれば、自然な返信になります。
遅れた理由を細かく説明したり、長い文章を書いたりする必要はありません。
この記事では、年賀状を出していない人から届いたときの返信文例を、友人・親戚・仕事関係など相手別に紹介します。
返信する時期や、松の内を過ぎてしまった場合の対応もまとめました。
年賀状を出していない人から届いたらどうする?
年賀状を出していない相手から届いた場合は、まず相手との関係や年賀状が届いた時期を確認しましょう。
- 松の内に届いた場合:年賀状として返信することを検討する
- 返信が数日遅れた場合:お礼と簡単なお詫びを添えて返す
- 松の内を過ぎた場合:寒中見舞いとして返事をする方法がある
- 仕事関係の相手の場合:丁寧な言葉遣いで感謝と新年の挨拶を伝える
年賀状を出していなかったことを必要以上に気にする必要はありません。
相手からの挨拶に対して、感謝の気持ちを伝えることを大切にしましょう。
年賀状を出していない人に返す基本の文例
返信文に迷ったら、「年賀状のお礼」「遅れたことへのお詫び」「新年の挨拶」の3つを組み合わせると、まとまりのある文章になります。
丁寧で無難な返信文
あけましておめでとうございます。
ご丁寧な年賀状をいただき、ありがとうございました。ご挨拶が遅くなり申し訳ありません。
皆さまにとって素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
短く簡潔に返す文例
- 年賀状をありがとうございました。ご挨拶が遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。
- 素敵な年賀状をありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
- 年賀状をいただき、ありがとうございます。皆さまにとってよい一年になりますように。
- ご挨拶が遅くなり失礼いたしました。本年も変わらぬお付き合いをお願いいたします。
親しい相手なら少しくだけた表現でも構いませんが、目上の人や仕事関係の相手には、丁寧な言い回しを選ぶと安心です。
友人から年賀状が届いたときの返信文例
友人には、堅苦しくなりすぎない自然な文章がおすすめです。
年賀状のお礼に加えて、近況を尋ねたり、会いたい気持ちを伝えたりすると、温かみのある返事になります。
親しい友人に返す文例
あけましておめでとう!
年賀状ありがとう。
返事が遅くなってごめんね。
今年もお互い元気に過ごそうね。
また会えるのを楽しみにしています。
久しぶりの友人に返す文例
年賀状ありがとう。
久しぶりに元気そうな様子を思い浮かべて、うれしくなりました。
なかなか会えないけれど、今年こそゆっくり話せたらいいね。今年もよろしくお願いします。
短い一言で返す文例
- 年賀状ありがとう!返事が遅くなってごめんね。今年もよろしくね。
- 素敵な年賀状をありがとう。今年も笑顔いっぱいの一年にしようね。
- 年賀状うれしかったよ。また近いうちに会おうね。
- ご挨拶が遅くなってごめんなさい。今年も元気で楽しく過ごせますように。
久しぶりの相手に送る言葉に迷う場合は、久しぶりの人への年賀状一言文例も参考になります。
親戚から年賀状が届いたときの返信文例
親戚には、年賀状をいただいたお礼と、相手や家族の健康を願う言葉を添えるとよいでしょう。
普段から親しくしている相手には少し柔らかく、年長の親戚には丁寧な表現を使います。
一般的な親戚への返信
あけましておめでとうございます。
ご丁寧に年賀状をいただき、ありがとうございました。
ご挨拶が遅くなり申し訳ありません。
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
ご家族の皆さまにとって、健康で幸多い一年となりますようお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。
親しい親戚への短い返信
- 年賀状をありがとう。今年も家族みんな元気に過ごせますように。
- ご挨拶が遅くなってすみません。今年もどうぞよろしくお願いします。
- 年賀状をありがとうございました。また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
- 皆さまお元気でしょうか。寒い日が続きますので、どうぞご自愛ください。
上司や仕事関係の人から年賀状が届いたときの返信文例
上司や取引先など、仕事関係の相手には、くだけすぎない丁寧な文章を選びましょう。
お礼とお詫びを簡潔に伝え、今後のお付き合いをお願いする言葉で締めくくると自然です。
上司への返信文例
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
ご丁寧な年賀状をいただき、誠にありがとうございました。
新年のご挨拶が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
取引先への返信文例
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
ご丁寧な年賀状を賜り、誠にありがとうございます。
ご挨拶が遅くなりましたこと、何卒ご容赦ください。
本年も変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
仕事関係の相手に短く返す文例
- ご丁寧な年賀状をいただき、誠にありがとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
- 新年のご挨拶が遅くなり、申し訳ございません。本年も変わらぬご指導を賜りますようお願いいたします。
- 年賀状をいただき、ありがとうございました。貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
仕事関係の相手に返す場合は、相手の役職や関係性に合わせて、敬語の丁寧さを調整しましょう。
年賀状の返信が遅れたときのお詫びの一言
年賀状を出していないことや返信が遅れたことが気になる場合は、短いお詫びを添えると気持ちが伝わります。
相手との関係に合わせて、次のような言葉を使えます。
友人や親しい相手向け
- 返事が遅くなってごめんなさい。
- 年賀状をありがとう。こちらからの挨拶が遅くなってしまいました。
- ご挨拶が遅くなってごめんね。今年もよろしくお願いします。
親戚や目上の人向け
- ご挨拶が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
- 年始のご挨拶が遅れ、誠に申し訳ございません。
- ご丁寧な年賀状をいただき、ありがとうございました。お返事が遅くなり失礼いたしました。
お詫びは一文で十分です。
返信が遅れた理由を説明したい場合も、相手に余計な気遣いをさせないよう、簡潔にまとめるとよいでしょう。
松の内を過ぎたら寒中見舞いで返す
年賀状を返そうと思っているうちに松の内を過ぎてしまった場合は、寒中見舞いとして挨拶する方法があります。
年賀状として出す時期を過ぎている場合は、季節の挨拶に切り替えると自然です。
松の内は地域によって異なりますが、一般的には1月7日までとする地域が多く、1月15日までとする地域もあります。
寒中見舞いは、松の内が明けてから立春の前日までに送るのが目安です。
寒中見舞いで返す文例
寒中お見舞い申し上げます。
ご丁寧な年賀状をいただき、ありがとうございました。新年のご挨拶が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
寒さ厳しき折、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
まだ寒い日が続きますので、どうぞお体を大切にお過ごしください。
短い寒中見舞いの文例
- 寒中お見舞い申し上げます。年賀状をありがとうございました。ご挨拶が遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。
- 寒中お見舞い申し上げます。ご丁寧な年賀状をいただき、ありがとうございました。皆さまのご健康をお祈り申し上げます。
- 寒中お見舞い申し上げます。寒い日が続きますので、どうぞご自愛ください。本年もよろしくお願いいたします。
寒中見舞いの詳しい書き方や、友人・親戚・仕事関係の相手に使える文例は、寒中見舞いの書き方と文例をご覧ください。
年賀状を出していない理由は説明したほうがよい?
年賀状を出していなかった理由を、必ずしも詳しく説明する必要はありません。
相手から届いた年賀状へのお礼と、新年の挨拶を伝えれば、自然な返事になります。
ただし、普段から親しくしている相手で、事情を伝えたほうが自然な場合は、短く説明してもよいでしょう。
- 年末は慌ただしく、ご挨拶が遅くなってしまいました。
- 年賀状の準備が間に合わず、失礼いたしました。
- こちらからのご挨拶が遅くなってしまい、申し訳ありません。
相手が心配するような説明や、長い言い訳は避け、簡潔にまとめるのがおすすめです。
また、今後年賀状を控える予定がある場合は、今回の返信で突然その意向を伝えるのではなく、相手との関係や伝えるタイミングを考えて対応するとよいでしょう。
年賀状を出していない人への返信で気をつけたいこと
- お礼を先に伝える:年賀状をいただいたことへの感謝を伝えると、文章が自然になります。
- お詫びを長くしすぎない:返信が遅れたことは、短い一文で十分な場合が多いです。
- 相手に合う敬語を使う:友人には親しみのある表現、目上の人には丁寧な表現を選びます。
- 時期に合わせて挨拶を変える:松の内を過ぎた場合は、寒中見舞いを検討しましょう。
- 無理に長文にしない:お礼と新年の挨拶が伝われば、短い文章でも問題ありません。
まとめ
年賀状を出していない人から届いた場合は、年賀状をいただいたお礼を伝え、必要に応じて返信が遅れたことへのお詫びを添えましょう。
友人には親しみのある言葉、親戚には健康を気遣う言葉、仕事関係の相手には丁寧な挨拶を使うと、相手に合った返信になります。
松の内を過ぎてしまった場合は、寒中見舞いとして返事をする方法もあります。
状況に合う文例を選び、自分の言葉を少し添えるだけでも、十分に気持ちの伝わる挨拶になります。
