年賀状を準備していると、「年賀状を出していない人から届いた」「久しぶりの相手に何と書けばよいかわからない」「書く近況がない」「引っ越したことを伝えたい」など、対応に迷う場面があります。
こうしたときは、無理に気の利いた文章を考える必要はありません。
相手との関係や状況に合わせて、感謝やお詫び、近況を尋ねる言葉などを短く添えれば、自然な年賀状になります。
この記事では、年賀状で困りやすい場面ごとに、すぐ使える文例と対応のポイントを紹介します。
自分の状況に近い項目から確認してください。
年賀状で困ったときは状況に合う文例を選ぼう
年賀状の困りごとは、相手との関係や、何に迷っているかによって対応が変わります。
まずは自分の状況に合う項目を選びましょう。
- 年賀状を出していない人から届いた:お礼を伝え、必要に応じて返信する
- 久しぶりの人に送りたい:再会を喜ぶ言葉や、相手を気遣う一言を添える
- 書く近況がない:健康や幸せを願う言葉、今後の付き合いを願う言葉を使う
- 住所が変わった:新住所と転居したことを簡潔に知らせる
- 印刷だけでは物足りない:相手に合わせた短い手書きの一言を添える
年賀状に添える短い言葉を幅広く探したい場合は、年賀状の一言・添え書き文例200選も参考になります。
相手別の文例を探したい場合は、友人向けの年賀状文例も確認してみてください。
年賀状を出していない人から届いたときの対応
年賀状を出していない相手から年賀状が届くと、返信すべきか、どのようにお詫びすればよいか迷うことがあります。
基本的には、年賀状をもらったことへのお礼を伝え、必要であれば返事を出します。
返信が遅れた場合も、長々と言い訳をするより、簡潔にお礼とお詫びを伝えると自然です。
年賀状が届いたときに使える一言
- 年賀状をありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
- ご丁寧な年賀状をいただき、ありがとうございます。皆さまにとってよい一年となりますように。
- 温かい年賀状をありがとうございました。今年も変わらぬお付き合いをお願いいたします。
返信が遅れたときのお詫び
- ご挨拶が遅くなり、申し訳ありません。本年もよろしくお願いいたします。
- 年賀状をありがとうございました。ご挨拶が遅れましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
- お返事が遅くなり失礼いたしました。皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
相手が友人なのか、親戚なのか、仕事関係の人なのかによっても、適した言葉遣いは変わります。
具体的な文例は、年賀状を出していない人から届いたときの返信文例で詳しく紹介します。
久しぶりの人や疎遠になった人に年賀状を送るとき
しばらく連絡を取っていない友人や知人、以前の同僚などに年賀状を送るときは、何を書けばよいか迷いがちです。
久しぶりだからといって、特別な近況報告を入れる必要はありません。
相手を気遣う言葉や、また会いたいという気持ちを短く添えると、自然な挨拶になります。
疎遠な相手に使いやすい一言
- ご無沙汰しています。お元気でお過ごしでしょうか。
- しばらくお会いしていませんが、お変わりありませんか。
- またお会いできる機会を楽しみにしています。
- 今年も元気で楽しい一年になりますように。
- お互いに健康に気をつけて、よい一年にしましょう。
親しい相手には少しくだけた表現を使い、目上の人や元上司などには丁寧な言葉を選ぶとよいでしょう。
相手との距離感に合う文例を探している方は、久しぶりの人への年賀状一言文例をご覧ください。
友人に送る年賀状の文例を幅広く確認したい場合は、年賀状の友人向け文例100選も役立ちます。
年賀状に書く近況がないとき
年賀状に書くような大きな出来事がないときは、無理に近況を作る必要はありません。
相手の健康や幸せを願う言葉、これからも付き合いを続けたい気持ちを添えるだけでも、十分に温かい挨拶になります。
近況がなくても使いやすい一言
- 皆さまにとって笑顔あふれる一年となりますように。
- 寒い日が続きますので、どうぞご自愛ください。
- 今年もお互いに元気で過ごせますように。
- 本年も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
- またお会いできる日を楽しみにしています。
友人には再会を楽しみにする言葉、親戚には健康を気遣う言葉、仕事関係の人には感謝や今後の関係を願う言葉が使いやすいでしょう。
近況がないときの添え書きに特化した文例は、年賀状に書く近況がないときの一言文例で紹介します。
住所が変わったことを年賀状で知らせたいとき
引っ越しをした場合は、新年の挨拶と一緒に新住所を知らせることができます。
転居した時期を簡単に伝え、新しい住所をわかりやすく記載しましょう。
住所変更を知らせる文例
- このたび転居いたしました。新しい住所は下記のとおりです。本年もよろしくお願いいたします。
- 昨年、引っ越しをしました。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
- 新しい住所で新年を迎えました。本年も変わらぬお付き合いをお願いいたします。
- 転居いたしましたので、住所変更のお知らせを兼ねてご挨拶申し上げます。
友人には「新しい家での生活にも少しずつ慣れてきました」などの近況を添えてもよいでしょう。
仕事関係の相手には、住所変更を簡潔かつ明確に伝えることが大切です。
引っ越し報告を兼ねた文例や、相手別の書き方については、住所が変わったことを年賀状で知らせる文例をご覧ください。
印刷した年賀状に手書きで一言添えたいとき
印刷済みの年賀状を使う場合でも、相手に合わせた一言を手書きすると、気持ちが伝わりやすくなります。
長い文章を書く必要はなく、感謝や相手への気遣いを一文添えるだけでも十分です。
手書きで添えやすい短文
- 昨年は大変お世話になりました。
- 今年もお会いできるのを楽しみにしています。
- ご家族皆さまで楽しい一年をお過ごしください。
- お体に気をつけて、元気にお過ごしください。
- 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
上司や恩師には感謝や敬意を、友人には再会や近況を尋ねる言葉を添えると、相手に合わせた年賀状になります。
手書きの一言をもっと探したい方は、年賀状に手書きで添える一言文例を参考にしてください。
年賀状で困ったときに押さえたい基本マナー
年賀状の対応に迷ったときは、文例だけでなく、送る時期や言葉遣いにも気を配りましょう。
返信はできるだけ早めに出す
年賀状が届いたら、できるだけ早く返信するのが基本です。
年賀状として出せる時期を過ぎてしまった場合は、松の内を過ぎた地域や相手の慣習にも配慮し、寒中見舞いとして挨拶する方法があります。
松の内は地域によって異なります。
一般的には1月7日までとする地域が多い一方、1月15日までとする地域もあります。
相手の地域の慣習がわからない場合は、無理に年賀状として出さず、寒中見舞いを検討するとよいでしょう。
寒中見舞いの時期や書き方、具体的な文例は、寒中見舞いの書き方と文例で確認できます。
お詫びは簡潔に伝える
返信が遅れた理由を詳しく説明しすぎると、かえって文章が重くなることがあります。
「ご挨拶が遅くなり申し訳ありません」など、短いお詫びを添えれば十分な場合が多いです。
相手との関係に合う言葉遣いにする
友人には親しみのある言葉、親戚には丁寧で温かい言葉、仕事関係の相手には礼儀を意識した言葉を選びましょう。
誰にでも同じ文章を使うより、相手に合わせて一言変えると自然です。
無理に近況や理由を作らない
書くことがないからといって、無理に近況を作ったり、返信が遅れた理由を細かく説明したりする必要はありません。
健康を願う言葉や、今後の付き合いを大切にしたい気持ちを添えるだけでも、失礼になりにくい年賀状になります。
年賀状の困りごとに合わせて文例を選ぼう
年賀状で困ったときは、すべての場面に使える完璧な文章を探すよりも、自分の状況と相手との関係に合う言葉を選ぶことが大切です。
- 出していない人から届いた場合は、お礼と必要に応じたお詫びを伝える
- 久しぶりの相手には、近況を尋ねたり再会を楽しみにする言葉を添えたりする
- 近況がない場合は、健康や幸せを願う言葉を使う
- 住所が変わった場合は、新住所を明確に知らせる
- 印刷した年賀状には、相手に合わせた短い手書きの一言を添える
年賀状の返信や添え書きに迷ったら、状況別の文例を参考にしながら、自分の言葉に少し置き換えてみてください。
短い一言でも、相手を思う気持ちが伝わる年賀状になります。
