地震や台風、大雨などの災害が起きたとき、
「被災した人へSNSで何か言葉を届けたい」
「お見舞いの投稿をしたいけれど、どんな言葉がよい?」
「善意のつもりでも、不快に思われないだろうか」
と迷うことがあります。
SNSでは、友人へのLINEとは違い、不特定多数の人が投稿を見る可能性があります。
被災した本人だけでなく、家族を心配している人、避難している人、大切なものを失った人など、さまざまな状況の人が目にするかもしれません。
そのため、災害時のSNS投稿では、
- 被災した人を気遣う
- 被害の大きさを決めつけない
- 未確認情報を広げない
- 個人情報や避難場所を勝手に投稿しない
- 写真を無断で掲載しない
- 自分を目立たせる投稿にしない
ことが大切です。
たとえば、
このたびの大雨で被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。これ以上被害が広がらず、少しでも早く安心して過ごせる日々が戻ることを願っています。
のように、短く落ち着いた言葉で伝えるだけでも十分です。
この記事では、地震・台風・大雨などの災害時にSNSへ投稿できるお見舞いメッセージを、場面別に30例紹介します。
🌸 迷ったらこの一言
災害の種類を問わず使いやすいのは、次の投稿です。
このたびの災害で被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。皆さまの安全と、一日も早く安心して過ごせる日々が戻ることを願っています。
もう少し短くするなら、
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。これ以上被害が広がらないことを願っています。
でもよいでしょう。
SNSでは、無理に長文にする必要はありません。
災害時のSNS投稿で大切なこと
不特定多数が見ることを意識する
LINEやメールは特定の相手に送りますが、SNSは多くの人が見る可能性があります。
そのため、
○○さんの家が浸水したそうです。
○○避難所に○○さん一家がいます。
など、本人が公開していない情報を勝手に書くことは避けます。
善意であっても、居場所や個人情報の公開につながる場合があります。
被害状況を決めつけない
ニュースだけでは、個々の被害状況までは分かりません。
みんな無事だったようで安心しました。
思ったほど被害がなくてよかったです。
などと断定するのは避けましょう。
代わりに、
皆さまが安全に過ごされていることを願っています。
と願いの形にします。
未確認情報を拡散しない
災害時には、
- 道路が通れない
- 避難所が満員
- 水が配られている
- 救援物資を募集している
- 特定の商品が不足している
など、さまざまな情報がSNSで流れます。
役立ちそうだからとすぐ拡散するのではなく、発信元や日時を確認することが大切です。
古い情報が残り続けることで、かえって混乱を招く場合があります。
被災写真を無断で投稿しない
現地で撮影した写真であっても、
- 人の顔
- 家の表札
- 車のナンバー
- 避難している人
- 被災した住宅
- 個人の持ち物
などが写っている場合があります。
本人の許可なく投稿することは避けましょう。
災害時のSNSお見舞い投稿例文30選
短く伝えるお見舞い投稿
例文1
被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。これ以上被害が広がらないことを願っています。
例文2
災害に遭われた皆さまが、少しでも安全に過ごせますよう心より願っています。
例文3
被害に遭われた皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く穏やかな日常が戻りますように。
例文4
大変な状況の中にいる皆さまの安全を心より願っています。
例文5
被災地の皆さまに心を寄せています。どうか安全を最優先にお過ごしください。
地震のお見舞い投稿
例文6
このたびの地震で被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。余震も続く中、どうか安全を最優先にお過ごしください。
例文7
大きな地震のニュースに心を痛めています。被災された皆さまとご家族の安全を願っています。
例文8
地震で不安な時間を過ごされている皆さまが、少しでも安全に過ごせますように。
例文9
被災地では落ち着かない時間が続いていると思います。これ以上被害が広がらないことを願っています。
例文10
地震の被害に遭われた皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く安心して眠れる夜が戻りますように。
大雨・豪雨・水害のお見舞い投稿
例文11
このたびの大雨で被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。これ以上被害が広がらないことを願っています。
例文12
豪雨による被害のニュースに心を痛めています。被災された皆さまが安全に過ごされていることを願っています。
例文13
大雨や浸水の被害に遭われた皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。どうか無理をせず、安全を第一にお過ごしください。
例文14
雨が止んだ後も大変な状況が続いていると思います。一日も早く落ち着いた生活が戻りますように。
例文15
水害に遭われた皆さまのご無事と、一日も早い生活の回復を心より願っています。
台風のお見舞い投稿
例文16
台風の影響を受けている地域の皆さまが、安全に過ごされていることを願っています。どうか無理な外出をせず、安全を優先してください。
例文17
台風による被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
例文18
強い雨や風で不安な時間を過ごされている皆さまへ。どうか安全な場所でお過ごしください。
例文19
台風が過ぎた地域でも危険が残っていることがあります。被災された皆さまの安全を願っています。
例文20
台風による被害がこれ以上広がらず、一日も早く穏やかな日常が戻ることを願っています。
故郷や知っている地域を心配する投稿
例文21
大切な故郷で大きな被害が出ていることを知り、胸が痛みます。地域の皆さまがどうか無事でありますように。
例文22
よく訪れていた地域の被害を知り、心配しています。被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
例文23
大切な場所で災害が起きていることに心を痛めています。皆さまの安全と、一日も早い復旧を願っています。
例文24
故郷のニュースを見ながら、皆さまの無事を願っています。今はただ、被害がこれ以上広がらないことを祈っています。
災害から数日後に投稿する言葉
例文25
災害から数日がたちましたが、今も大変な生活をされている方が多くいらっしゃると思います。引き続き被災地に心を寄せています。
例文26
ニュースが少なくなっても、被災された方々の生活は続いています。一日も早く安心して過ごせる日々が戻ることを願っています。
例文27
復旧や片付けで心身ともに疲れている方も多いと思います。どうか無理をなさらず、お体を大切になさってください。
支援について投稿する場合
例文28
被災地への支援を考えている方は、自治体や公的機関などが発表している最新情報を確認したうえで行動したいと思います。
例文29
今できる支援について、信頼できる情報を確認しながら考えていきたいと思います。必要な支援が必要な方へ届きますように。
例文30
被災された皆さまに必要な支援が届くことを願っています。支援情報を共有する際も、発信元と最新情報を確認してから行いたいと思います。
SNSで支援情報を共有するときの注意点
発信元を確認する
支援物資や寄付の募集情報を共有する場合は、
- 自治体
- 公的機関
- 災害支援団体
- 運営主体が確認できる団体
など、情報の発信元を確認します。
SNSで誰かが投稿しているというだけで、正しい情報とは限りません。
投稿日時を確認する
災害時の情報は短時間で変わることがあります。
たとえば、
○○避難所では水が不足しています。
という投稿が、数時間後には解決している場合もあります。
古い投稿を再び拡散すると、必要のない物資が集まったり、問い合わせが集中したりすることがあります。
情報を共有する場合は、投稿日時と最新情報を確認しましょう。
募金先を確認する
「被災者のため」と書かれていても、本当に被災地へ届く募金なのか分からない場合があります。
SNSだけで判断せず、運営団体や募金先を確認することが大切です。
SNSで避けたい災害投稿
未確認情報を拡散する
○○地区の橋が崩れたらしい。
○○避難所には食べ物がないらしい。
「らしい」「聞いた」という情報をそのまま広げるのは避けます。
善意であっても、誤った情報によって混乱が起きる可能性があります。
個人情報を公開する
○○さんは○○小学校に避難しています。
○○町○丁目の○○さんの家が被害に遭いました。
このような情報は、本人の許可なく投稿しないようにします。
特に、
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 避難場所
- 車のナンバー
- 子どもの情報
などには注意が必要です。
被害写真を見せ物のように投稿する
大きな被害を見ると、
「こんなにひどい」
「衝撃的」
と写真を投稿したくなることがあります。
しかし、その場所は誰かの家や生活の場だった可能性があります。
必要性のない被害写真の投稿や、刺激的な表現は避けましょう。
自分を中心にした投稿にしない
私はこんなに心配しています。
私は眠れませんでした。
私の投稿をみんな拡散してください。
など、自分自身が中心になりすぎる投稿は、災害時には違和感を持たれる場合があります。
被災した人を気遣う投稿なら、主役は被災した人です。
被害を比べる
○○の災害よりは軽そう。
前回の地震ほどではない。
この地域はまだまし。
といった比較は避けます。
被害の大小を外から決めることはできません。
「頑張れ」を繰り返す
被災地のみんな頑張れ!
という言葉が励みになる人もいます。
一方で、すでに限界まで頑張っている人には負担になることもあります。
迷った場合は、
無理をなさらず、安全を第一にお過ごしください。
一日も早く安心して過ごせる日々が戻ることを願っています。
と伝える方法があります。
災害時のハッシュタグはどう使う?
必要以上に付けすぎない
災害名や地域名のハッシュタグには、避難情報や救援情報を探している人がいる場合があります。
お見舞いの気持ちだけを伝える投稿で、多数の災害関連ハッシュタグを付けると、重要な情報を探している人の邪魔になる可能性があります。
必要性がなければ、ハッシュタグを付けずに投稿しても構いません。
支援情報の場合は内容を明確にする
支援情報を投稿する場合は、
「いつの情報なのか」
「どこが発表した情報なのか」
が分かるようにすることが大切です。
単に、
拡散希望!
と書くのではなく、情報の出所を確認してから共有しましょう。
「祈っています」という表現は使ってもいい?
災害時のSNSでは、
無事を祈っています。
一日も早い復旧を祈っています。
という表現もよく使われます。
問題のある言葉ではありません。
ただし、宗教的な印象を避けたい場合は、
願っています。
に置き換えることができます。
たとえば、
一日も早く安心して過ごせる日々が戻ることを願っています。
とすれば、幅広い相手に使いやすくなります。
投稿するか迷ったときは、投稿しない選択もある
災害が起きると、
「何か言わなければ」
「SNSでお見舞いを投稿した方がよいのでは」
と感じることがあります。
しかし、必ず投稿しなければならないわけではありません。
言葉がまとまらなかったり、情報が十分に分からなかったりする場合は、投稿しないという選択もあります。
SNSで発信する代わりに、
- 身近な被災者へ個別に連絡する
- 信頼できる募金へ協力する
- 正しい情報を確認する
- 必要な支援が分かってから行動する
ことも支援につながります。
個人への連絡はSNS投稿より直接メッセージを
友人や家族など、特定の人の安否が心配な場合は、公開投稿で呼びかけるより、LINEやメールなどで個別に連絡する方が適しています。
たとえば、
大雨のニュースを見て心配しています。返信は気にしないで、まずは安全に過ごしてください。
と短く送れます。
SNSで、
○○ちゃん、大丈夫?
と公開で呼びかけると、相手が被災地にいることを知られたり、返信を求められているように感じたりすることがあります。
📋 場面別|SNSお見舞い投稿早見表
| 場面 | 投稿例 |
|---|---|
| 災害全般 | 被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 |
| 地震 | 余震も続く中、どうか安全を最優先にお過ごしください。 |
| 大雨 | これ以上被害が広がらないことを願っています。 |
| 水害 | 被災された皆さまのご無事と、一日も早い生活の回復を願っています。 |
| 台風 | 強い雨や風の中、皆さまが安全に過ごされていることを願っています。 |
| 故郷 | 故郷の皆さまの無事を心より願っています。 |
| 数日後 | 引き続き被災地に心を寄せています。 |
| 復旧期 | 一日も早く安心して暮らせる日々が戻りますように。 |
| 支援 | 最新の公式情報を確認しながら、できる支援を考えたいと思います。 |
| 情報共有 | 発信元と日時を確認したうえで共有します。 |
❓ よくある質問
災害時のSNSには何を書けばよいですか?
被災した人へのお見舞いと、安全を願う言葉を短く書けば十分です。
被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。これ以上被害が広がらないことを願っています。
という文章が使いやすいでしょう。
「被災地の皆さん頑張って」と投稿してもよいですか?
使ってはいけない表現ではありませんが、すでに大変な状況で頑張っている人に負担を与えることがあります。
迷った場合は、
どうか無理をなさらず、安全を第一にお過ごしください。
と表現するとよいでしょう。
SNSで「大丈夫ですか?」と呼びかけてもよいですか?
不特定多数への投稿では、特定の人へ返事を求める形にしない方がよいでしょう。
安否を確認したい相手がいる場合は、LINEやメールで個別に連絡する方が適しています。
災害の写真を投稿してもよいですか?
必要性を考えたうえで投稿しましょう。
人の顔、住所、表札、車のナンバー、避難場所などが写っている写真は特に注意が必要です。
本人や所有者の許可なく、被災した住宅や人の写真を公開することは避けましょう。
支援物資の募集を見つけたら拡散してよいですか?
まず発信元と日時を確認しましょう。
古い情報や誤った情報を拡散すると、現地へ必要のない物資が集まるなど、混乱につながる場合があります。
災害関連のハッシュタグは付けた方がよいですか?
お見舞いの気持ちを伝えるだけなら、無理に付ける必要はありません。
災害関連のハッシュタグは、避難情報や支援情報を探すために使われている場合もあります。
災害から数日後に投稿しても遅くありませんか?
遅くありません。
災害直後だけでなく、復旧や片付けが続いている時期にも、
引き続き被災地に心を寄せています。
と伝えられます。
何も投稿しないのは冷たいでしょうか?
そのようなことはありません。
SNSへの投稿は義務ではありません。
個別に相手を気遣ったり、正しい情報を確認したり、自分にできる支援をしたりすることも大切です。
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まとめ
災害時にSNSへお見舞いを投稿するときは、長い文章を書く必要はありません。
大切なのは、
- 被災した人の安全を願う
- 被害の大きさを決めつけない
- 未確認情報を広げない
- 個人情報を勝手に公開しない
- 被害写真を無断で投稿しない
- 災害関連のハッシュタグをむやみに使わない
- 支援情報は発信元と日時を確認する
ことです。
迷ったときは、
被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。これ以上被害が広がらず、一日も早く安心して過ごせる日々が戻ることを願っています。
というシンプルな投稿で十分です。
また、身近な友人や家族の安否が心配な場合は、SNSで公開して呼びかけるよりも、LINEやメールで個別に、
心配しています。返信は気にしないで、まずは安全に過ごしてください。
と伝える方が相手の負担を減らせます。
そして、何を書けばよいか分からない場合は、無理にSNSへ投稿しなくても構いません。
災害時は「何を投稿するか」だけでなく、「投稿しない方がよい情報は何か」を考えることも、大切な気遣いです。

