春の手紙や挨拶文でよく使われる時候の挨拶に「桜花の候(おうかのこう)」 があります。
上品で季節感がある一方で、
- 意味はどういう感じ?
- いつ頃使えば自然?
- 手紙やメールでどう書く?
と迷いやすい表現でもあります。
この記事では「桜花の候」の意味と使い方をわかりやすく解説し、すぐに使える例文を用途別にまとめました。
桜花の候の読み方
桜花の候は
✅ おうかのこう
と読みます。
桜花の候の意味
桜花の候とは、
👉 桜の花が美しく咲く季節となりましたが
という意味の、春の時候の挨拶です。
文章の書き出しに入れると、春らしい明るさと上品さを自然に出せます。
桜花の候を使う時期の目安(いつ頃が自然?)
桜花の候は、体感として
✅ 桜が咲き始める頃〜満開の頃
に使うと自然です。
(地域差があるため「○日から○日まで」と断定せず、“桜の季節”として捉えると失敗しにくいです)
桜花の候はどんな文章に向く?
桜花の候は、やや改まった表現なので
✅ 手紙
✅ 挨拶状
✅ かしこまったメール
に向いています。
※親しい友人へのLINEなどには少し固めなので、その場合は「桜の便りが聞かれる季節になりましたね」などが自然です。
桜花の候の例文【書き出し】
まずは、一番使われる「書き出し例文」です。
例文1(基本)
桜花の候、いかがお過ごしでしょうか。
例文2(丁寧)
桜花の候、皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのことと存じます。
例文3(やわらかめ)
桜花の候、春の訪れを感じる季節となりましたね。
例文4(久しぶりの連絡)
桜花の候、久しくご無沙汰しております。
例文5(相手を気遣う)
桜花の候、朝晩は冷え込む日もございますが、お変わりありませんでしょうか。
桜花の候の例文【結び(締めの言葉)】
手紙の最後に入れやすい「結び」の例文です。
例文1(定番)
季節の変わり目ですので、どうぞご自愛ください。
例文2(丁寧)
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
例文3(少し改まる)
今後とも変わらぬご厚誼のほど、よろしくお願い申し上げます。
例文4(やわらかい)
春の陽気が続きますように。どうぞお元気でお過ごしください。
例文5(少し親しみ)
桜が咲く美しい季節、素敵な春になりますよう願っております。
用途別:桜花の候の例文テンプレ
ここからは「コピペで完成する形」にしています
①手紙(一般的な挨拶状)で使う例文
桜花の候、皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのことと存じます。
平素は何かとお世話になり、誠にありがとうございます。
今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
季節の変わり目ですので、どうぞご自愛ください。
②お礼の手紙で使う例文
桜花の候、いかがお過ごしでしょうか。
先日は温かいお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで大変助かりました。心より御礼申し上げます。
季節の変わり目ですので、どうぞご自愛ください。
③近況報告の手紙で使う例文
桜花の候、春の訪れを感じる季節となりましたね。
こちらは変わりなく元気に過ごしております。
そちらはいかがお過ごしでしょうか。
また落ち着いた頃にお会いできるのを楽しみにしております。
④案内状(お知らせ)で使う例文
桜花の候、皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのことと存じます。
さて、このたび下記のとおりご案内申し上げます。
ご多用のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
⑤メール(丁寧すぎない一般向け)で使う例文
件名:ご連絡(近況のご挨拶)
桜花の候、いかがお過ごしでしょうか。
突然のご連絡失礼いたします。
(本文)
季節の変わり目ですので、どうぞご自愛ください。
「桜花の候」が固いと感じるときの言い換え
もう少しやわらかくしたい場合は、こう言い換えると自然です。
- 桜の便りが聞かれる頃となりました
- 春らしい日差しが心地よい季節になりました
- 花の便りが届く季節になりました
✅桜の季節語はこちら
→ 桜は季語?意味・季節・文章での使い方|春の表現と例文・言い換えまとめ
よくある質問(Q&A)
Q1.「桜花の候」は友達にも使える?
使えますが、少し改まった印象になるため、友人には「桜がきれいな季節だね」などの方が自然です。
Q2.「桜花の候」はビジネスにも使える?
使えます。より丁寧にしたい場合は
「桜花の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」
の形が定番です
まとめ|桜花の候は「桜の季節」に使える上品な時候の挨拶
桜花の候は、桜が咲く春の季節感を表せる時候の挨拶です。
- 読み方:おうかのこう
- 意味:桜が咲く季節となりましたが
- 手紙・挨拶状・丁寧なメールに向く
書き出しと結びをセットで覚えておくと、春の文章がすぐ整います。
