お世話になった恩師や先生へ、久しぶりに手紙を書こうと思ったとき、
「今さら連絡しても失礼ではないだろうか」
「どんな言葉から書き始めればいいのかわからない」
と悩む方は多いものです。
久しぶりだからこそ、丁寧さと気遣いが大切になります。
この記事では、
- 久しぶりでも自然な書き出し
- 近況報告と感謝を伝える文例
- 失礼にならない結びの言葉
を中心に、そのまま使える恩師への手紙文例をご紹介します。
久しぶりに恩師へ手紙を書くときのポイント
手紙を書く前に、次の3点を意識すると安心です。
- 「ご無沙汰していること」は軽く一言触れるだけで十分
- 近況は簡潔に、感謝を中心に書く
- 相手の健康や近況を気遣う一文を添える
謝罪や言い訳を長く書く必要はありません。
【書き出し】久しぶりでも自然な文例
丁寧でフォーマルな書き出し
ご無沙汰しております。
先生におかれましては、お変わりなくお過ごしでしょうか。
久しぶりにお便り差し上げる失礼をお許しください。
大変ご無沙汰しております。
その後、先生はいかがお過ごしでしょうか。
少し柔らかい書き出し
しばらくご無沙汰しておりましたが、お元気でいらっしゃいますでしょうか。
ふと先生のお顔を思い出し、筆を取りました。
久しぶりのお便りとなりましたが、お変わりありませんか。
【本文】近況報告と感謝を伝える文例
社会人として働いている場合
私は現在〇〇の仕事に携わり、忙しくも充実した日々を送っております。
仕事の中で、先生に教えていただいた言葉を思い出すことが多く、
あの頃のご指導が今の自分の支えになっていると感じています。
家庭を持った・環境が変わった場合
おかげさまで、私生活も落ち着き、元気に過ごしております。
日々の中で、先生に教えていただいたことの大切さを改めて感じております。
感謝を中心に伝えたい場合
在学中は大変お世話になり、心より感謝しております。
先生から学んだことは、今も私の人生の指針となっています。
【シーン別】すぐ使える本文文例
あまり頻繁に連絡を取っていない場合
なかなかご連絡できずにおりましたが、
改めて感謝の気持ちをお伝えしたく、お手紙差し上げました。
近況報告を控えめにしたい場合
簡単ではございますが、近況のご報告とともに、
先生への感謝の気持ちをお伝えできれば幸いです。
【結び】失礼にならない締めの文例
定番・丁寧な結び
季節の変わり目ですので、どうかご自愛ください。
先生のますますのご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
柔らかい結び
またお便り差し上げる機会がございましたら幸いです。
どうぞお元気でお過ごしください。
久しぶりの場合に使いやすい結び
久しぶりのお便りにもかかわらず、最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
手紙を書くのが難しい場合は年賀状という選択も
「長い手紙を書くのは少しハードルが高い…」という場合は、
年賀状に一言添える形もおすすめです。
▶ 関連記事
👉 恩師への年賀状 一言文例40選|久しぶりでも失礼にならない挨拶集
まとめ
久しぶりに恩師へ手紙を書くことは、決して失礼なことではありません。
大切なのは、感謝の気持ちと相手を思いやる一言です。
形式にとらわれすぎず、あなたの言葉で気持ちを伝えるきっかけとして、この記事の文例を役立てていただければ幸いです。
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