高3の三者面談は、進路・受験・成績・本人の覚悟が一気に話題に上がる、保護者にとって最も緊張する面談です。
「親はどこまで話していい?」
「志望校に不安があるけど、本人の前で言うべき?」
「先生にどう伝えれば角が立たない?」
この記事では、
✔ 三者面談での保護者の立ち位置
✔ そのまま使える状況別コメント例文
✔ 言ってはいけないNG発言
を、実践ベースでまとめます。
高3三者面談での保護者の役割は「調整役」
高3の三者面談で、保護者に期待されている役割は次の3つです。
- 家庭での様子を補足すること
- 本人の意思を尊重している姿勢を示すこと
- 現実面(体調・生活・精神面)を共有すること
意見を「主張」する場ではなく、学校と家庭をつなぐ情報共有の場と考えると失敗しません。
三者面談で話すときの“基本の型”
発言は、次の順でまとめると自然です。
面談での話し方テンプレ
- 先生への感謝
- 家庭での様子(学習・生活・精神面)
- 本人の意思・考え
- 保護者としてのスタンス
- 先生への相談・確認
「相談」の前置きには、
「差し支えなければ」 が使いやすいです。
→ 「差し支えなければ」の意味と使い方
【状況別】三者面談での家庭からのコメント例文
① 志望校が固まっている場合
日頃よりご指導いただきありがとうございます。
家庭でも進路について話し合っており、本人は○○大学を第一志望として考えています。
成績面では不安もありますが、本人なりに計画を立てて取り組んでいる様子です。
現実的な見通しや今後の学習の進め方について、ご助言いただけますと幸いです。
※「志望/希望」の使い分けに迷ったら
→ 「志望」「希望」の違いとは?
② 志望校に迷っている・変更の可能性がある
いつもお世話になっております。
現在、本人は進路について模索している段階で、家庭でも複数の選択肢について話しています。
学力や適性を踏まえ、どのような視点で整理するとよいか、先生のお考えを伺えればと思います。
家庭としても、本人の納得を大切にしながら支えていきたいと考えています。
「伺えれば」「お考えをお聞かせください」などの違いが気になる人はこちらへ。
→ 「お伺いします」「伺います」の違いと正しい使い方
③ 成績が志望校に届いていない場合
日頃よりご指導いただきありがとうございます。
成績面では厳しい状況と受け止めており、家庭でも現実を踏まえた話し合いをしています。
本人は最後まで努力したいという気持ちを持っているため、今後の学習で特に重視すべき点をご助言いただければ幸いです。
無理のない形で支えていきたいと考えています。
「受け止めております」など客観表現の違いはこちらへ。
→ 「認識」「理解」「把握」の違い
④ 本人のメンタル・体調面が気になる場合
いつも温かく見守っていただきありがとうございます。
受験を意識する中で、家庭では疲れや不安が見られる日もあります。
学習とのバランスや学校での様子について、気になる点があれば教えていただけますと幸いです。
家庭でも無理をさせすぎないよう心がけています。
「気になる点があれば」の柔らかい表現を増やしたい場合
→ 「ご確認いただけますと幸いです」の正しい使い方
⑤ 保護者として“口出ししすぎない姿勢”を示したい場合
本人の意思を尊重しながら、最終的な判断は本人に委ねたいと考えています。
家庭では生活面と体調管理を中心に支え、学習面については先生のご指導を信頼しています。
引き続きよろしくお願いいたします。
「よろしくお願いいたします」の言い換えはこちらへ。
→ 「よろしくお願いします」の言い換え表現44選
三者面談で避けたいNG発言
❌ NG1:本人の前で否定・比較
- 「この子は本当に勉強しなくて」
- 「○○さんはもっとできているのに」
→ 本人の自己肯定感を大きく下げます。
❌ NG2:親の希望を“決定事項”として話す
- 「親としてはこの学校一択です」
→ 先生もフォローしづらくなります。
❌ NG3:先生への不満・批判
三者面談は相談の場。
問題提起は別途アポイントが無難です。
「恐れ入りますが」「恐縮ですが」の使い分けはこちらへ。
→ 「恐れ入ります」「恐縮ですが」の違い
うまく話せなかった時の“フォロー一言”
面談後に一言添えるなら、こんな言い方もOKです。
- 「本日は貴重なお時間をありがとうございました」
- 「家庭でも今日のお話を踏まえて話し合います」
- 「またご相談させていただくことがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします」
「今後/これから」のニュアンス違いが気になる人はこちらへ。
→ 「今後」「これから」「将来」の違い(準備中)
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まとめ
高3の三者面談で大切なのは、「親が結論を出すこと」ではなく「家庭の姿勢を共有すること」です。
- 感謝 → 家庭の様子 → 本人の意思 → 相談
この順を意識すれば、言葉に詰まっても大きく外しません。
