「同窓会のお知らせが届いたけれど、欠席する場合は何を書けばいいの?」
久しぶりの仲間に失礼なく、でも堅すぎず自分らしく伝えたい——そんなときの“ちょうどいい言葉”をまとめました。
結論:「欠席の一言+前向きな気持ち+近況報告を一言」の3点セットで、温かく丁寧な返信になります。
返信はがきの基本とマナー
項目 | 書き方のポイント |
---|---|
宛名面 | 案内状の表記に合わせて正式に。「〇〇会事務局 御中」/幹事個人宛なら「〇〇様」。 |
出欠欄 | 出席・欠席どちらかを明確にマーク。未記入はNG。 |
メッセージ欄 | 欠席理由は簡潔に。「残念」「次回はぜひ」など前向きな一言を添える。 |
敬語のトーン | 同級生中心なら丁寧すぎずでOK。恩師・目上宛はややフォーマルに。 |
投函タイミング | 締切の1週間以上前に投函。直前なら一言お詫びを。 |
【状況別】欠席返信の文例
1)一般的な欠席
ご案内ありがとうございます。
あいにく今回は都合がつかず、欠席いたします。
皆さんにお会いできないのは残念ですが、盛会をお祈りしています。
近況:仕事は変わらず元気に続けています。
2)仕事の繁忙で欠席
返信が遅くなり申し訳ありません。
ちょうど繁忙期と重なってしまい、今回は欠席させてください。
次回は日程を合わせてぜひ参加したいと思っています。
近況:部署が変わり、新しい業務に奮闘中です。
3)家庭・育児の都合で欠席
お声がけありがとうございます。
子どもの行事と重なり、今回は欠席いたします。
落ち着いた頃に皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。
近況:家族みな元気に過ごしています。
4)転勤・遠方のため欠席
現在は○○県に転勤中のため、今回は欠席いたします。
新しい土地でも元気に過ごしています。
次の機会には参加できればと思います。
5)恩師・目上宛(フォーマル)
ご丁寧なご案内を賜りありがとうございます。
せっかくの機会ながら所用により欠席いたします。
皆さまのご健勝と同窓会のご盛会を心よりお祈り申し上げます。
近況:健康第一で仕事に励んでおります。
近況報告の一言例(自由記入欄向け)
- 仕事:「転職して新しい職場にも慣れてきました。」
- 家庭:「子どもも小学生になり、ようやく落ち着いてきました。」
- 趣味:「最近はジョギングを続けています。健康第一ですね。」
- 人生の節目:「昨年結婚し、新しい生活を楽しんでいます。」
「ご無沙汰しています」「皆さんにお会いしたかったです」などの一言を添えると、親しみが伝わります。
よくあるNG表現
- 「忙しくて無理」……ぶっきらぼうに見える → お詫び+前向きに。
- 「行けません」……そっけない → 残念の気持ちを添える。
- 「気が向いたら」……不誠実な印象 → 次回参加の意欲を明確に。
よくある質問(FAQ)
Q1. 欠席理由はどこまで書くべき?
A. 深追いは不要。一言+前向きで十分です(例:「行事と重なり」「繁忙期で」)。
Q2. 近況は長くなりがち。分量の目安は?
A. 50〜100字程度。読み手が多い会では、コンパクトが親切です。
Q3. 恩師宛ては敬語を強めるべき?
A. 「お世話になっております」「盛会をお祈り申し上げます」など、クッション表現+敬語で上品に。
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